旗竿地を活かす外構。
機能と美観の融合
敷地条件を「メリット」に変える
今回のお庭づくりは前橋市のS様邸。
敷地はいわゆる「旗竿地(はたざおち)」。入り口が竿のように細長く、奥に敷地が広がる形状です。
この形状を活かし、「通路部分は機能的な駐車スペース」に、「奥の庭はプライベートな憩いの空間」にと、メリハリのある外構リフォームをご提案しました。
1. 解体・下地工事:広大な敷地を整える
まずはお庭全体の掘削から。
不要な土を大量に搬出していきます。


掘削が終わったら、下地となる砕石をたっぷりと入れてガッチリ転圧。
それぞれの場所の高さに合わせて、正確にレベルを出していきます。


2. 庭づくり開始:レンガで描くゾーニング
いよいよお庭づくりのスタート。
縁取りとなるオシャレなレンガを並べ、空間を仕切っていきます。
このラインが、庭の「骨格」になります。


3. 駐車スペース:カーポートと土間コンクリート
竿部分(通路)とアプローチ前庭の作業へ。
まずはカーポートの設置。YKKの「エフルージュツイン50」。
雪や風に強い、安心の強度を持つカーポートです。


土間コンクリートの打設準備も完璧です。
晴れた絶好の日に打設開始!
ポンプ車のホースを目一杯伸ばして、生コンをグングン圧送します。
ここからは腕利きの土間屋さんにお任せ。


4. ウッドデッキ:ハードウッドとの格闘
土間コンの養生期間中に、門周りとウッドデッキを作っていきます。
今回も高耐久の「アイアンウッド(ハードウッド)」を使用。
まずはシッカリとした土台作りから。
デッキ下の仕上げは、コストパフォーマンスと水はけを考えると「防草シート&砂利」がベストだと思っています。


アイアンウッド施工の一番大変なところ、それは「木の反りや曲がり」。
鉄のように硬い木を、特殊な道具を使ってグイッと修正しながら床板を張っていきます。
まさに木との格闘です。
使い勝手の良いステップも設置し、最後に掃除をしてデッキの完成!


5. 雑草対策とアプローチ仕上げ
建物周りも抜かりなく。
シッカリと平らに整地をして、防草シートを張り、砂利を入れます。
これで面倒な草むしりから解放されます。


そしてアプローチ作成。
今回は、細かく綺麗な砂利をウレタン樹脂でガッチリと固める「樹脂舗装」。
水はけも良く、滑り止め効果もあるので雨の日も安心です。


6. 最終仕上げ:物置と人工芝
カーポートの後ろに物置を設置。
やっぱり安心の「イナバ物置」です。
そして最終工程、人工芝張り。
下地の砕石をガッチリ固め、砂で不陸(デコボコ)を整正し、丁寧に張っていきます。
完成:機能とくつろぎの融合
人工芝と照明工事をビシッと仕上げて完了!
アプローチの右側には、お客様が花などを植えて楽しめるよう、良質な土を入れておきました。


事務所でしばらく車を載せて実験しましたが、バッチリ起き上がりました!自信作です。
ウッドデッキと人工芝の空間は、工夫次第で様々な使い方ができるはずです。
駐車スペースも軽く4台、軽自動車なら6台分を確保。


旗竿地のメリットを最大限に活かした、使い勝手の良いお庭が完成しました。
S様、ありがとうございました!