造園・外構工事施工例
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佐野市報恩寺様造園外構ドキュメント!!
「心花の里」
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まずは去年作らせて頂いた第一期工事。
広大なスペースを将来を見据えて設計していきました。
お参りにいらっしゃる方に気持ち良い空間に仕上げました。
自然豊かな報恩寺様。
弊社から一時間掛からずの所ですが全く空気感が違い気持ちが良いです(^^
そして今回は第二期工事として本堂前をお任せ頂きました(^^
今回のテーマはまず足の悪い方にも優しい参道を作る。
そしてゲリラ豪雨対策。
この大きな屋根には雨樋がついていないので、滝のように流れ砂利もじゃんじゃん流されます(^^;
雰囲気は勿論ですがそういった問題点も解決していきます!!
いつもどおり既存で活かせるものはしっかりと活かして参ります。
それではやって行きましょう(^^v
まずは現在敷いてある砂利を綺麗に鋤取って違うところに使用します。
細かい砂利を剥がしたら下地を作っていきます。
そこへRC(リサイクル砕石)を入れてガッチリ転圧。
RCの良い所は排水性が抜群なんです(^^
下地ができたら御影石の縁石を使って縁取り。
縁石が終わったら今回の肝。
ゲリラ豪雨を受け止めるためのU字構を設置してまいります。
参道を流れる雨をU字構で受け止め排水へと繋げます。
これで雨対策第一弾の完成。
そしてコンクリート流して参道の下地を作っていきます。
生コン打設完了!!
これだけでもそれらしくなって来ました(^^
コンクリートの養生期間を置いて。
今回使用する御影石の切断加工。
いつも一般のお庭で使用しているのはのみ切り仕上げというゴツゴツ系の御影石を使用しますが
今回はスッキリとしたバーナー仕上げをチョイス。
固まったコンクリートに接着剤をヌリヌリ。
そこへ御影石を一枚一枚丁寧に貼り付け(^^
きっちりと最後まで張り終え・・・
目地を詰めて参ります。
こうして参道の完成!!
歩きやすく豪華に変身しました。
勿論雨などで濡れても滑りません(^^
折角なので既存の御影石も洗浄。
そして抜けてしまっている目地も入れてしっかりと補修します。
そして設置したU字構にグレーチングを装着。
普通に設置すると・・・
ご覧の通り落ち葉や砂利が入り放題!!
それでは本来の機能が損なわれます。
なので、ここで一工夫。
ステンレスの金網を張って落ち葉や砂利の侵入を防ぎます。
これで安心(^^v
お次の作業は飾り付けの植栽。
まずはガッチガチの土を搬出します。
そこへフカフカな良質土を入れて植木の生育環境を整えます。
今回住職さんと相談し、植栽に選んだものは台杉。
落ち葉もなくスッキリした形状なので本堂を隠すことも無いのでもってこいです。
スッキリと剪定してあげて植え込んで参ります。
台杉の佇まいが歴史ある本堂に似合います(^^
この台杉の足回りを固めるのはこの大量のサツキ。
朝イチ那須から産地直送で運んで頂きました。
地を這う苔のように曲線を描きながら植え込み、刈り込んでいきます。
サツキを植えることで元々あるが目立たなかった景石たちが一気に存在感を増しました(^^
お次は大量の諏訪鉄平石をご用意。
早速搬入して作業スタート!!
雨水を前後に分けるよう高低差を考えながら据付。
据え付け終わったら周囲をしっかりと固めて・・・
防草シートを隈無く張ります。
防草シートは勿論草対策でもありますが、今回は雨水対策の一つでもあります。
雨水がシートの上を流れていくので土をえぐるようなことがなくなります。
ここはアクセントの地こぶ。
景石と玉竜で感じよく(^^
そして、お楽しみの砂利敷。
今回使用する砂利は和風にピッタリの錆砂利。
サイズは雨で流されにくいように少々大きめの5分を使用。
大量の砂利を敷いてホースを使い汚れを洗い流します。
すると雰囲気が一変!!
この変化を見るのが庭造りの楽しみです(^^
鉄平石や植栽との相性もピッタリ。
お互いを引き立たせる存在になりますね。
地こぶも仕上げ本堂向かって右側の作業は完了しました(^^v
そして本堂向かって左側。
こちらも同様鉄平石を据付。
究極に狭い場所からの搬入になります(^^;
最後に石のテーブル。
錆砂利を敷き詰め完成となります!!
完成!!
伸びやかな曲線を描く鉄平石のアプローチが絵になります。
本堂正面も御影石と錆砂利のお陰で明るい雰囲気になりました。
御影石両側の砂利下には雨水をU字構へ流す工夫をしてあります(^^
背景の竹がとってもいい感じ。
自然豊かな報恩寺様の本堂前が完成いたしました。
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有限会社 田熊造園土木
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