群馬 造園 リフォーム (有)田熊造園土木

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造園リフォーム工事施工例

伊勢崎市O様邸庭園リフォーム工事

今回のお庭及び外構は数十年前に施工されているのですが、お客様のセンスにより、それなりには見栄えのあるお庭になっていました。
しかし、どうしても手で持てる植木や、ホームセンターなどで気軽に購入出来るものを使い作られたお庭なのでお客様曰く「まとまりが無い」そして将来的な事を考えるとメンテナンスの部分が心配等大きく分けて二つのご要望をお聞き致しました。

と言う事で今回のコンセプトは!!
1・不要な物は思い切って処分し、バランス良くシンプルに仕上げる。
2・メンテナンスで一番大変な除草作業を減らす。
以上の2点を踏まえてお庭を変身させていきます!!

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その他のリフォーム施工例はコチラ!


「着工前」

最初打ち合わせにお伺いした時の第一印象は・・・

コニファーと雑木を上手に使って良い感じかな?

なんて思っちゃいました(^^;)





中へ入って行くと囲まれている空間の為、どうしても圧迫感を感じてしまいます。

工事はこの囲まれた空間というのが凄くキーポイントになって来ます(^^;)





このブロックもお客様がホームセンターで購入された物。

実は私この手のブロックは相当処分しております(^^;)

私どもが庭造りに入る以前に「まずは自分で庭を何とかしよう!!」

と思い購入される方が多いんです。

毎回勿体ないなぁと思いながらも使い道が無く処分となってしまいます。





こちらは玄関までのアプローチ。

小ぶりな鉄平石が敷いてあります。

昔は本当にこのスタイルが多くて定番でしたが・・・

どうしても歩きにくくわざわざこの上を歩くこともありません。

鉄平石を敷く時は大判を使い気を使わず歩ける物が理想ですね。





「工事開始!!」

まずはこの鉄平石を剥がし、残土を6立米以上掘削し持ち出さなくてはいけないのですが・・・

ココへの入り口は正面に見える幅1200mmの門と・・・

幅600mmの駐車スペースに行く通路しか御座いません(汗)

こういった状況がリフォームの一番難しい点かも知れません。





でも考えればどうにでもなるもので・・・

勿体ないけど処分する事になった鉄平石を剥がし、モッコという頑丈なシートへ載せます。

<ちなみに、この大きさの鉄平石だともっと狭い露地などで使うと良さが出るんですよね。>





そしてユンボはキャタピラーの幅が自由に変更出来る優れものをリース!!

こちらの残土もモッコに載せていきます。





そしたらコレをクレーンで吊り上げて楽勝ムード!!

って予定でしたが・・・




ナント!!電線がギリギリ(泣;)





しかしクレーンはもう体の一部化しておりますので ^^

何とか技術を駆使して、無事にダンプへ到着。

あとはこのヒヤヒヤ作業をひたすら繰り返すのみです(^^;)





そして基準の深さまで掘削を終え、全ての残土を出し終えたら

使用する植木は移植をし、不要な樹木は伐採伐根致しました。





お次は基礎となる路盤造り。

キッチリと10cm以上入るように掘削したので結構入ります。





高さをレベルや糸で確認しながらガッチリ転圧。

この高さがいい加減だと後で命取りになりますのでココは慎重です!





そして置き場へ戻り今回の主役の積み込み!!





これが今回の主役!!

コンクリート平板ですが、ちょっとそこいらの代物とは違いますよ!!

まず表面は一般的なコンクリート平板ですとコンクリートに着色してあるだけなので・・・

どうしても年数が経つと色褪せして安っぽくなってしまいます(^^;)

しかしコレは表面に天然石をちりばめてある為その心配がありません。

それと驚きなのが「透水能力

この平板は降雨量50mm/hの透水基準。

解りやすく言うと大雨警報は降雨量40mm/hで発令されるようです。

だからこういった囲まれている空間で水の逃げ道が無い所には最適なんです。





次ぐ日早速敷き始め!

クッション砂を入れ、ビシッと線が揃うように集中して敷き詰めていきます。





どうですか??

凄く広々とした空間になってきたでしょ^^





隙間には平板をカットし一枚一枚丁寧にはめ込みます。




植栽部分は敢えてカットした物を入れず全体的な直線基調に合わせます。





そして新たに仲間入りする植木達の登場!!





居間の目隠しを兼ねたシンボルツリーには「ソヨゴ」をチョイス。

ソヨゴは生長がとても遅く、一年中青々とした緑で画像では判断出来ませんが

真っ赤な実がたわわに実っております。




植栽や平板の転圧等の作業が全て終わり完成です!!

まずは最初とあまり変わらない門扉前です。





しかし門扉を開くと一気に明るい雰囲気にに様変わり!!





アプローチは歩きやすく水たまりの心配も無用です。

冬になり落葉してしまった「アオハダ」が春になり葉を出せばより一層良い雰囲気になります。

そして何と言ってもこの広々とした空間!

気持ち良いです(^^)





こちらはキッチリとゾーン分けした植栽スペース。

今回は4カ所のスペースを設け管理しやすく見た目的にもキッチリとした雰囲気に仕上げました。





ソヨゴを植栽した既存ブロックの花壇同様こちらにもブロックで作成。

既存のシャラを移植し新たにモミジを植栽致しました。

春の淡い緑から晩秋の紅葉まで楽しんで頂きます!!

そして、三つ葉ツツジや玄海ツツジなどの花物も所々に配したので

来る春がより一層楽しみになります。





玄関側から見ても圧倒的に広く感じ、最初感じていた圧迫感は全然なくなりました。

その上この明るい雰囲気!!

お客様も本当に喜んで下さいました。





そしておまけの空中撮影!!

このようにクレーンの先にゴンドラを付け撮影致しました!!

鳥の目線をお楽しみ下さい(^^)
























今回のお客様のように草むしりや庭の管理に煩わしさを感じている方も多いと思います。

庭は工夫一つで管理しやすくそして美しく生まれ変わるものです。

草が生えるのが嫌だから全てコンクリートって言うのも寂しいものですし

地球にも決して優しいものではありません。

もう一度お庭を蘇らせてみては如何でしょうか(^^)



O様

この度は本当に色々とお気遣い頂き本当に有り難う御座いました。

私達職人も本当に気持ち良く作業させて頂き、心から感謝しております。

これからも末永いお付き合いを宜しくお願いします。






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(有)田熊造園土木
代表取締役 田熊 祐介
群馬県邑楽郡千代田町赤岩1728−11
Tel 0276−86−5063




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