着工前:デザイン住宅に見合う“涼しい庭”へ再構成
お洒落な建物の良さを引き立てるには、庭も“空気感”まで整える必要があります。
木陰・蒸散・風の流れを設計し、外に出たくなる庭へ変えていきます。
「着工前」
デザイナーが手がけたお洒落な建物。
このままのお庭では勿体ない(^^;)
より一層格好良く魅せるお庭にしていかなくては!!

既存ウリンデッキを主役に:使われない贅沢を“居場所”に変える
シルバーグレーに育ったウリンは、それだけで価値のある素材。
デッキから眺めたくなる景色をつくり、外時間が自然に増える庭へ導きます。
今ではとても貴重になってしまったウリンのデッキ。
色も綺麗にシルバーグレーに変わって来ております。
こんなに贅沢なデッキがあってもあまり外に出ないというお客様。
これからはこのデッキにいる時間が長くなるよう変化させます(^^)

下地づくり:草取り・芝剥がし・残土鋤取りで“涼しさの土台”を整える
涼しい庭は、地面の状態と高さ(地盤)が整ってこそ成立します。
不要な残土を抜き、良質土へ入れ替えることで植栽の力を最大化します。
とは言う物の・・・
まずは草取り・芝剥がしから(^^;)
始まりはこんな感じです。
そして、ユンボの登場!!
手前のブロックの解体及び残土の鋤取り作業を行います。
残土を相当な量運び出し、代わりに良質土を搬入。
ちょっとブロックが低いのと、見た目も含め枕木で嵩上げます(^^)
これが結構良い感じになるんです!!
ココまではスタッフの木村が担当。
石組の核:鳥海石でアールを描き“水が湧くイメージ”を形にする
この庭の中心(真)になる場所を、石組で先に決めます。
流れの起点をつくることで、風・水・緑の物語が一本につながります。
そうしたらいよいよ私も参戦!!
鳥海石をガッチリ積み込み現場へGOGO!
現場に到着するなりユンボ&クレーンで石組。
仕上がりを睨みながらアールを描いていきます。
ココがこの庭の「真」
ここから水がわき出るイメージです(^^)
そしてその日の夕方。
まだ何にもやっていないような状況デスが・・・
持って来た鳥海石は完売!!

植栽で一日で景色が変わる:雑木+下草で“涼感”を立ち上げる
木陰をつくる雑木、石の硬さを和らげる下草。
“風が抜ける高さ”と“蒸散で冷える葉量”を意識して、涼しい空気を庭の中に引き込みます。
翌日は大量の植木を引っさげ現場に到着!!
ここからが庭造りの醍醐味。
一日で世界が変わります。
何本か植え込んだだけでも良い感じ(^^)v

だいぶ清々しい雰囲気になってきましたよ(^^)
デッキからの眺めもチェック。
ここまでの作業が一日。
だいたい植え込みの日の夜はお客様がビックリします(^^)
翌日もう一台植木を追加!!
植え込みをしながら岩の間に下草や低木を絡めていきます。
下草が入る事で石を柔らかく見せたり、自然な感じが出来て来ます。
アプローチの質:激厚鉄平石を一枚ずつ据え付け、足元に品格を出す
歩く場所の質感は、庭全体の印象を決めます。
仮置き→本決めを丁寧に行い、自然なラインと歩きやすさを両立させます。
そして激厚の鉄平石をご用意。
仮置きして様子を見ます。
見せ場の入口:富士の黒ボク+柱状鉄平石で“崩れそうで崩れない迫力”を演出
入口は庭の第一印象を決める場所。
濡れた時に映える黒ボク石と、珍しい柱状の鉄平石で、重厚感と緊張感をつくります。
そして市場で見つけた味わいのある富士の黒ボク。
とても良い品物なので、入り口部分に設置。
その黒ボク石に合わせたのはいつも使う六方石ではなく・・・
とても珍しい柱状の鉄平石。
これを前傾斜に据え付け。
崩れそうに見せて絶対に崩れない施工です(^^)
これが濡れると本当に綺麗なんです!!
入り口周辺も仕上がり、完成に近づいて来ました!!
この後はこの鉄平石の本決め作業。
一枚一枚丁寧に据え付けていきます。
奥様のご要望である「ちょっとした菜園スペース」も設置。
そうしたら最終的な整地作業。

防草と質感:ザバーン+伊勢砂利で“手入れのラクさ”と“上品さ”を両立
長く気持ちよく暮らすために、管理性は重要。
防草シートで雑草ストレスを減らし、伊勢砂利の色味で庭の空気を整えます。
で、毎度おなじみ「ザバーン」を敷き込みます(^^)
そして砂利入れ。
今回は「伊勢砂利」を使用。
いつもは私が最後のお楽しみにしている水洗いを木村が担当。
一生懸命やったご褒美ですね(^^)
完成:木陰が落ち、風が抜ける“涼風の庭”が立ち上がる
木陰ができる場所、風が通るライン、座りたくなる居場所。
涼しさは“設備”ではなく“設計”でつくる——それを形にした庭が完成しました。
そして流れ部分を仕上げていよいよ
完成です!!
今回の植栽のポイントは建物との対比。
背の高い方物に対し、この一番手前のヒメシャラが役立っております。
奥行きを持たせた枯れ流れ。
ココはとっても良い木陰が出来るスペース。
そこには下草も色々と仕込み、つい除き炊くな雰囲気に仕上げました。
二手に分かれるアプローチ。
庭をゆっくりと堪能して頂けます。
この日はあまり陽がでておりませんでしたが、砂利に写る木陰。
シャラの根本には私が生まれて初めて買った思い出の水鉢。
18歳の頃修行先の社長に連れていって頂いた問屋さんで購入しました。
それから自宅の庭でこの水鉢を主にして何度も何度も庭を造りました。
しかし、家を壊してから置き場の片隅に追いやられていたので・・・
今回私の思いを込める意味で入れさせて頂きました。
庭をしっかりと造りながらも、まだ小さいお子さんが遊べるスペースも確保致しました。

石と下草をふんだんに使い、豪快ながらも繊細な雰囲気に。

ちゃんとデッキも活かしました(^^)v
適度に木陰を作り、涼風流れるお庭になりました!!

ついついココに座ってタバコを一服。
ご主人あまり吸い過ぎないで下さいね(^^;)
岩場に掛かるモミジの葉。
これだけで涼しい気持ちになります。
奥様の洗濯スペースにもお邪魔しました(^^)
この景色はこの家に住む人しか見られない景色です。

水鉢と散水の効果:濡れた石が重厚感を増し、庭の表情が締まる
水を打つと、石と緑の色が深まり、空気が落ち着きます。
涼感が“目で見てわかる”庭は、毎日の楽しみになります。
そしてこの庭に水をまくと・・・
鉄平石や景石が一気に重厚感が増し、場の雰囲気を
引き締めてくれます。
空気も落ち着き何とも言えない感じ(^^)
この二面性が楽しいんですよね!!
デッキ近くに植えられた植木は・・・
シャラ・ナツハゼ・吉野ツツジ・アオダモ等々。
季節によって咲く花を楽しんだり、実の収穫も出来ます。
そして最後にご主人自慢の愛車
往年の名車
「MACH3」
レアな極上車です(^^)/
そのバックミラーに写る庭もまた良いでしょ!!
O様ご夫妻と記念撮影。
とっても喜んで下さり、私達も凄く嬉しい限りです(^^)
第二期工事:目隠しと動線を再設計し、庭の使い勝手を完成させる
手つかずのゾーンを整え、リビング・デッキの目隠しと玄関への導線を明確にします。
“機能の完成”が、庭の満足度を一段上げます。
そして時は移り変わり・・・
「第二期工事」
第二期工事は手つかずのココ(^^)
ココをどう料理するのか、腕の見せ所です!!
今回のご要望は、先ほどの場所とリビング及びデッキの目隠し。
そして隠れた場所(デッキの階段の奥にある)玄関へのアプローチです。
リフォーム工事はまず壊すことから始まります(^^)
既存の土間コンにカッターを入れ・・・
破壊!!
土間コンを壊すのは大変(^^;)
ブレーカー二台で体制で行います。
この作業の後は振動でグラスが震えて飲み物が飲めない程・・・
それでも気合いで進めます!!
これで土間部は準備完了!!
そして、手つかずだった花壇ゾーン。
コチラもひたすら解体!!
基礎までシッカリ取り除きコチラも準備完了。
ウリン材ウッドフェンス:ルーバー効果で視線を遮り、風は通す
目隠しは“圧迫感”との戦い。
ウリン材の質感とルーバー構造で、プライバシーと通風を両立させます。
ここから作業スタート!!
まずは目隠しとなるウッドフェンスの作成から。
今回も勿論デッキ材と同じ材質のウリン材。
柱を立て込み、胴縁を付けていきます。
反対側にも!!
そして、縦板を張っていきます。
それら全てを止めて完成!!
こちら側もキチッと。
この状態でリビングとデッキの目隠しのご要望クリア(^^)
ルーバー効果でシッカリと目隠し致します。
玄関への誘導:御影石アプローチで“迷わない動線”と“格”をつくる
隠れた玄関動線を、気持ちよく歩けるルートへ。
御影石を丁寧に加工・敷設し、出入りもバイクの出し入れも心地よいエントランスに仕上げます。
そして、わかりにくかった玄関への誘導。
ココにはガッチリとした雰囲気の御影石を敷設。
これも一枚一枚丁寧に・・・
加工をしながら仕上げていきます。
家を出るのも。お客様を迎えるのもそうですが・・・
旦那さんの大事なバイクを出すのも気持ちが良いアプローチです。
カッコイイエントランスの完成!!
ココまでが機能性を上げる作業。
そしてココからは美観を上げていく作業。
大量に用意した材料を引っさげ現場へ!!
小道づくり:建物裏へ回遊できる“緑の動線”を追加する
庭は“眺める”だけでなく“歩ける”と楽しみが増えます。
植栽を絡めた小道で、裏へ抜ける時間そのものを心地よい体験にします。
今度はコチラから建物裏に歩けるよう小道を造ります。
程よく植栽を絡めて・・・
緑に囲まれた気持ちの良い小道に(^^)
キッチリ仕上げると・・・
なんとも歩いてみたくなる小道になります。
表の庭とも相性バッチリ!!
目隠しとして造ったウッドフェンスもただの目隠しでは終わらせません。
ココもシッカリ造り込み、魅せる空間に仕上げます!!
趣のある石をカットし、モミジと下草を植栽。
照明・立水栓・ポスト:暮らしの機能を美しくまとめる
水と光が入ると、庭は夜まで楽しめる空間になります。
フェンス外側の立水栓、照明計画、ポスト交換まで一体で整え、使いやすさを仕上げます。
そして、あらかじめ引いておいた水道を接続、照明もセットすれば(^^)
こうなるんです(^^)/
ウッドフェンスの外側にも洗車用の立水栓。
フェンスの端材で仕上げました。
そして各部に照明をセット。
夜を楽しく演出してくれます(^^)
そして、既存の機能門柱を外してウッドフェンスに今までより大型のポストをセット。
スッキリ、シンプルで機能的。
今度は大容量なので安心ですね!!
第二期完了:機能と美観を両立し、庭が“暮らしの中心”になる
目隠し・動線・小道・照明まで整うと、庭は完成形になります。
暮らしの中で自然に使われる庭へ進化しました。
これで第二期の工事は全て完成!!
これで完璧に完成!!
したかと思いきや・・・
何と!!第三期工事のお話が決定致しました!!
まだまだ進化し続けるO様邸から目が離せません(^^)
















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