造園・外構工事施工例
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常陸大宮市W様邸造園工事ドキュメント!!
「高低差を活かした四季の庭」
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「着工前」
小高い敷地に建った大きな建物。
そして、広〜いお庭。
高低差もバッチリ付いております(^^)
この高低差をどう解消すべきか?
どう活かすべきか?
設計させて頂く上で一番の悩みどころ・・・
ですが・・・(^^)
それがやり甲斐!!
早速作業開始!!
まずはお庭の下地造り。
あらかたの形を作っていきます。
そして、大量の鳥海石を秋田から直送!!
総重量50tオーバーです(^^)
これで準備万端!!
お次は植木を大量に運び込みます!!
遠方の現場故に輸送が一番の問題点。
一回でどれくらい運べるかが勝負です。
4t車2台・2t車2台フル稼働です!!
現場に着いたら早速下ろしはじめ・・・
根を乾かさぬよう仮植。
メインとなる植木を全て仮植したら、アプローチに使用する御影石の平板を運搬。
さっそく敷き込み開始!!
そして、アプローチに沿って石組み&植栽も開始!!
これだけでも建物の雰囲気は一変!!
緑が入ると空間に潤いを感じます。
鳥海石や鉄平石を一つ一つガッチリと突き込み。
石工事はこの一突き一突きが肝心です!!
地模様も付けていくとだいぶ雰囲気が出てきました(^^)
高低差を活かし、尚且つ格好良く見せるには階段が最重要。
歩きやすさもしっかりと考慮していきます(^^)
階段からは和室前の沓脱石・玄関前のアプローチへと繋がります。
作業するスタッフと比べるとかなり高低差があるのが解ります。
石と石の隙間も後に入る下草のことを考えて組んでいきます。
石組みを進めながらすかさず植栽。
組んでは植えの繰り返し。
グランドラインを気にしながらキッチリと整地。
これで砂利入れの下地が完成!!
それから細かい部分を仕上げていきます!!
各部所定の位置に照明を設置。
夜の景色も存分に楽しんで頂きます(^^)
アプローチ周りはポールライト二本にスポット一個。
そして、点灯チェック。
再度大量の材料を積み込み現場へGO!!
今回運んで来たのは中低木類と砂利一式。
それと追加の下草。
空けておいた石と石の間に下草を植え込み。
石組みだけだと堅い雰囲気になってしまいますが・・・
下草を植えることで柔らかい雰囲気に変化します。
また、これが伸びてくると更に自然な雰囲気になります(^^)
そしていよいよ最終工程の砂利入れ開始!!
上段には色合い豊かな「伊勢砂利」
下段は白砂利。
下地には全て防草シート「ザバーン」が敷いてありますので防草対策も万全!!
砂利が入ると石組みの輪郭が現れてグッと引き締まります。
これで全ての作業が終わり・・・
完成です!!
秋田から直送した鳥海石全てと、ウチの方から運び込んだ鉄平石も全て据え付け!!
計60t以上の石を組み上げた迫力あるお庭に仕上がりました(^^)
玄関ポーチ脇に置いてあったポストもブラックバットの枕木にセット。
しっかりと機能して頂きます(^^)
アプローチには御影石の大判サイズ。
歩きやすさ・歩き心地・重厚感
三拍子揃ったアプローチ!!
伊勢砂利が柔らかくしっとりした雰囲気を醸し出してくれております。
御影石のアプローチからは鉄平石で和室・下段へと繋がっていきます。
和室前には鳥海石の沓脱石。
一点物の逸品です。
濡れた鉄平石が黒光りしていてとっても綺麗(^^)
和室に入る手前には蹲を造りました。
この手水鉢は北海道旭川の「神居古潭石」(カムイコタンセキ)
非常に珍しく貴重な天然石です。
岩肌はツルツルしていて濡れると黒っぽく変化。
大切にしてもらえる事でしょう(^^)
鉄平石の階段。
自然のモノを無加工で組立て下草を添える。
高低差があるからこそ出来る演出です。
下段はアッサリ植栽。
目隠しをメインに配置しました。
広いスペースを最大限に活かし、高低差もバッチリ活用!!
見所満載のお庭に仕上がりました(^^)
これからこのお庭と付き合っていかれるW様邸。
四季折々の花物や、色とりどりに紅葉する樹木を沢山仕込んであります。
初年度は季節ごとに驚きや感動を覚え・・・
来年からはそれを心待ちにする豊かな生活になっていってくだされば・・・
更にこのお庭に価値が生まれていくものと思います(^^)
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