邑楽郡千代田町の造園会社(有)田熊造園土木

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造園・外構工事施工例 館林市Ｋ様邸造園工事施工ドキュメント！ 「サツキ庭園！」 今回のお庭のコンセプトは！ １・サツキで魅せる庭を！！ ２・石は最低限で！ ３・サツキの色は一色！ピンクで！！ 正直・・・・サツキと石だけでお庭を造ったことはありませんでした（＾＾；）。最初のご提案では様々な植木を入れたのですが、お客様のご要望でサツキと少々の景石のみで造る事になりました。 今回のお客様の敷地は１８００坪と目が飛び出そうな広さ！！その一部にお庭を造るのですが、高木を使わず低木のサツキだけで、いかに魅せる迫力のあるお庭にしていくかが今回の課題です。 ホームページをご覧になってサツキの使い方を気に入って頂きました。そのご期待を裏切らない仕上がりを造りあげていきます！！ 自分自身初めての試み！挑戦者の気持ちになって施工致します！！ どうぞ最後までご覧下さい！！ ＜ＨＯＭＥに戻る＞ その他の施工例はコチラ！ 「施工前」 市街地ながらも広大な敷地。羨ましい限りです。 「施工前」 この草の生えている部分を劇的に変化させていきます！！ まずは何より草刈！さすがにこの広さ！結構大変です。 草を刈ってすぐに庭を造り始めちゃうと・・・ 後が草ボーボーになっちゃうので、すぐに生えてくる草を一度除草剤で枯らし、そこからスタートします。 時間は掛かるけど効果的です！！ 草を枯らしている間に建物周りが赤土の為流れてしまうという事で土留めをします。 土留めと言っても今回は囲いをつけずに砕石を締め固めて土の崩れを防止します。 コレが結構良い具合に固まるんです（＾＾） まずは一輪車で小運搬して、結構厚めに均していきます。 プレートで転圧していきます。 今度は水を掛けながら。 画像では判断しにくいかも知れませんが・・・ ガッチリと固まってます！！ さて草が枯れたところで、残っている草の根を掘ってそれをもう出て来れない位に深く掘った地中に埋めて 軽く天地返しして下地を造ります。 下地が出来たら良質の赤土をジャンジャン入れていきます！ ダンプ屋さんがひっきりなしに運んでくれるんで・・・・（＾＾；） 均すコッチは大忙し！！ 土に追い込まれながらも何とか下地の完成です。 下地が出来たら今回の主役「サツキ」の搬入！！ 数は・・・・一軒のお宅で入る数ではウチの過去最高です！！ 最後に総数を発表します（＾＾） 今回もイキイキとした三重県産のサツキ！ サツキとともに景石も搬入していきます。 最低限と言っても・・・ 敷地が広いから結構入ります（＾＾；） その石を配置しながら！ サツキを一本一本丁寧に植えていきます。 ここから腰に容赦なく効く過酷な戦いが始まります（＾＾） まず初日はこんな感じ！ ここからもうイメージを造り形にしていきます。 この大きさの山に曲線をつけて植えるのは、かなりの技術が必要です！ 奥の方へ景石の配置を先行していきます！！ まだ植わらないサツキにはスプリンクラーで水くれ！ 乾きにはとても弱いのでガッチリと。 水くれしたかと思えば雨で作業中止なんてことも・・・（~。~） これだけサツキに囲まれている状況って・・・・初めてです（＾＾） 公園並みです！ でも公園みたいに間隔を空けて植える訳ではないので・・・・ ＜スコップで穴を掘り→サツキを入れ→埋め戻し→水ギメして→整地＞ この作業を一本ずつこなしていきます。 刈り込み後にちゃんと曲線が出るように切る位置を計算しながら植え込んでます。 立っては座って、立っては座っての繰り返し・・・そろそろ腰が（~。~） そんなこんなで、一つ目の山が出来ました！！ コレを刈り込んでやると！ 計算どおりの曲線！！高中木を使わずに魅せる為には、この曲線が最重要になります。 昨日今日植えたようには見せない微妙な間隔です。 さてみんな腰砕けになってきましたが・・・（＾＾；） 二個目の山に突入！！ 石をしつこく見せない量・・・大きさ・・・ 結構悩みました。 コチラも刈り込んで完成です！！ 古いお宅で使用していてストックされていた御影石も有効利用します。 それを使ってアプローチの作成！ でもこの御影石・・・古い物でｻｲｽﾞがマチマチ（＾＾；） 平気で５ｃｍくらい違います。 ｻｲｽﾞの誤差で最初の数枚は悩んだけど・・・ そこはプロです！ビシッと並べていきます。 まだ掃除してないんで汚いですが、豪華なアプローチ！ 続きましては！大玉・小玉のサツキの植え込み！！ 今回植えているサツキは「オオサカズキ」という種類なんですが、このような大きな玉が少ないんです。 昔は何処にでもあったのですが、最近では植木屋さんも品種物ばかりになってしまい品薄になってます。 なんとしても「オオサカズキ」の大玉を使いたかったので！ 仲間の植木屋さんちの庭に植わっていた物を無理言って分けてもらいました（＾＾) （H君有難う！！） サツキだけで単調な感じになっていたところをサツキ玉がビシっと締めてくれました 無理言って良かった〜！！ そして全体的な刈り込みの手直しと整地！ いよいよ最後のお楽しみ！砂利入れです！！ サツキの姿が浮かび上がり、まとまりが出てきます！ この曲線がサツキに動きを与えております。 石を砕いた砂利なので、白く粉が付いております。 水を綺麗に洗い流し仕上げていきます！ しっとりと落ち着いた雰囲気に！ 曲線美良いでしょ〜 そして最終的な仕上げをする前に、この梅の老木をおしゃれに変化させます！！ この木は館林市の保存樹木に認定されております。 確かに凄い木！幹の真ん中は腐り、無くなってしまっております。 ホント皮だけで生きている感じ！ 土が少なく根がでてしまっているので根元に黒土を入れてあげます。 その根まわりに木曽石でサークルを造ります。 幹の裏側。凄いでしょ〜 そこへお客様のご要望でお庭と同じ砂利を入れ完成です！！ そしていよいよ最終仕上げです！！ 植木は一本も入れない予定でしたが、目隠しに一本ということで、 あまり目立ち過ぎず、スッと馴染む「アオハダ」をチョイス！！ ＜一本だけで魅せる木なので何処から見ても良い木を選びました。 夏場の植え込みなので、日焼け防止の幹巻き養生。 良い木でしょ〜（＾＾） それから諸々の仕上げを施し 完成です！！ どこから撮っても入りきらないので・・・・ 空中写真をお楽しみ下さい（＾＾；） サツキだけで庭を造る。自分にとって初の挑戦でした。 ただ漠然とサツキ植える。それだけでは誰でも出来る。 そこで、いかにウチらしさを出す。これを造りながら常に念頭においておりました。 あらゆる角度に曲線を使い、景石と一体感を出し、一つ一つの山を丁寧に仕上げていきました。 イメージ的には「苔庭」 上の画像を見て頂くと、まるで苔庭のような雰囲気で、小さなサツキを組み合わせたようには見えないと思います。 今回のサツキ庭園。実にシンプルで面白い庭造りが出来き、とても勉強になりました。 なによりお客様が本当に喜んでくださって本当に良かった！！ Ｋ様貴重な経験有難う御座いました！！これからの庭造りにも活かしていきたいと思います！！ これからも宜しくお願いします！！ さて今回植栽したサツキの総数の発表です！！ １２５６本 当社の個人のお客様のお庭造りで過去最高の本数でした！！ 腰痛っ！！（＾＾） そして待ちに待った５月 まだ花芽も一杯の４分咲き程度ですが、開花しました！！ クレーンに乗り空中撮影！！ 満開を狙ってまたアップします！！ ＜ＨＯＭＥに戻る＞ (有)田熊造園土木 代表取締役　田熊　祐介 群馬県邑楽郡千代田町赤岩１７２８−１１ Tel　０２７６−８６−５０６３ Copyright (c) 2010 Tagumazouen All rights reserved.

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