造園リフォーム施工ドキュメント:館林市N様邸 完全版
同い年の施主様と創る
同い年の施主様と創る
「古くさくない和風」の庭。
ストーリー:
当初はご自身で庭づくりを試行錯誤されていたN様。「古くさくない和風」「若い人でも出来るリーズナブルで質の高い庭」をコンセプトに、同い年の私(田熊)と意気投合。工期(人件費)を極限まで削り、その分を材料に充てる熱いコラボレーションが始まりました。
第1章:現状打破と大きな決断
着工前:東側
雑草が生い茂り、手の付けられなかった場所。ここから物語が始まります。
徹底した養生
既存の土間コンを汚さないよう、全面にシートを張り養生を徹底します。
施主様施工の御影石
驚くべきことに、この御影石の敷石(ダイヤモンド貼り)は全てお客様のDIY!
「旦那さん!せっかく敷いた御影石ですが、一度全部剥がしましょう。もっといい景色が見えますから!」
私からの突然の提案。N様は驚かれましたが、信頼して任せてくれました。
奥からの様子

着工前の奥の様子。ここからどう変わるか。
御影石を剥がす

旦那様、奥様、ご家族総出で御影石を剥がしていきます。壮観です。
第2章:素材搬入大活劇
重機が入らない奥の庭。全ての材料は人力での搬入となります。
人力搬入開始

「運び込む」というより「ねじ込む」。奥まで台車で運ばなくてはなりません。
ソヨゴの搬入

今大人気のソヨゴ。青い台車に乗せて、慎重に運び込みます。
難関の通路

先ほど剥がした御影石や植木がひしめく狭い通路を、重い台車で進みます。
木も石も人力で

木も石も、全てこのルートで運び込みます。まさに大活劇!
第3章:石積みの試行錯誤
浅間の焼け石

今回使用するのは「浅間の焼け石」。比重が軽く苔がのりやすい、人力作業に最適な石です。
バランスを見る

石の最適なバランスを後ろから確認。自画自賛ですが、バッチリです!
位置の決定

とりあえず大まかな位置が決定しました。
石組みと客土

良質な赤土(客土)を入れながら、360度確認して石を据えていきます。
第4章:植栽と職人の連携
サツキの植え込み

石と一緒にサツキを植え込んでいきます。
刈り込み作業

刈り込みも同時進行。バランスが大事です。
赤土搬入

助っ人の津久井君が、トラックから赤土を手作業で運び続けてくれます。感謝!
下草の植栽

タマリュウをベースに、富貴草、ヤブラン、キチジョウソウ、シラン、ギボウシで表情をつけます。
職人の感想

津久井君「え?もうこんなに出来上がってるんすか!?土下ろしてて見えなかったから…」
第5章:御影石の撤去と仕上げ
ご家族総出で

手前の方は、旦那様、施主様、奥様のお姉さんが御影石を剥がしてくれています!
キレイさっぱり

見事に剥がし終わりました!
奥の仕上がり

奥の方はほぼ完成。タマリュウでのグランドカバーが残っています。
手前の作業開始

さあ、手前側の作業開始です。
作業進行中

着々と進んでいきます。
現場での指示

「こうして、ああして」と指示を出しながら進めます。
水鉢の設置

水鉢の設置完了。庭に「水」の要素が加わります。
掃除と想定外

今日はここまで。掃除をして終わります。本当は一日で終わる予定でしたが、タマリュウが足りなくなりました(泣)
第6章:雨の日の奮闘と完成
雨の日の作業

日曜や雨の日を挟み、雨の中での作業となりました。
タマリュウ追加

今日植え付けるタマリュウ。雨で濡れて、とても良い状態です。
地道な植え付け

(雨で画像がボケてますがご勘弁を!)一つ一つ手作業で植え付けていきます。
緑の絨毯

タマリュウが増えれば、雑草防止の効果も得られます。
水鉢の情景

水鉢には風情を感じられるモミジの葉を浮かべて。良い感じです。
アクセントの植栽

下草と一緒に小さな石も飾ります。画像左のギザギザの葉は、魔除けの木「ヒイラギナンテン」。
奥の植え付け完了

奥の方も植え付け完了です。
敷石の仮置き
剥がした敷石を「こんな感じで敷いてください」と仮に並べておきます。据え付けはお客様にお願いします!
最終章:施主様との合作、そして伝説へ
私たちの作業はここまで。この後の敷石の本据えや砂利敷きは、お客様にバトンタッチです。「あとはNさんの腕にかかってますから!」とプレッシャーを置いて帰りました(笑)
植栽完了・水撒き
水を撒き、掃除をして、我々の工事は終了です。まだ未完成ですが。
引き渡し時の状態
この状態で施主様へ引き渡します。
笑顔の記念撮影

最高の笑顔を頂きました。奥様はモザイクなしでOKとのこと!素敵なご夫婦です。
後日談:ついに完成!
後日、期待に応えて旦那様が見事に仕上げてくれました!(感動!!)やっぱり砂利が入ると庭が浮かび上がりますね!
完工:鮮やかなコントラスト
仕上げの砂利敷きは施主様のDIY!見事な合作となりました。
N様、ご家族の皆様、本当にありがとうございました。細長い庭ゆえに設計段階で苦労しましたが、イメージ以上の庭が出来たと思います。同い年ということもあり、刺激を受けながら楽しく仕事をさせていただきました。これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします!
