施工概要|高台の敷地で行う第1期工事(安全性を整える基礎づくり)
桐生市A様邸の第1期工事として、老朽化した大谷石塀の解体、樹木の伐採・伐根、土留めの補強と再構築を行いました。
高台の敷地条件に合わせて「まず安全を整える」ことを最優先に、将来の庭づくりにつながる基礎工事を進めます。
桐生市のA様邸。
高台に佇む閑静な住宅街です。この素敵な土地を購入して既存の建物を解体し、新たなる暮らしをスタートいたします。
工事の順序と致しましては・・・
建物解体→庭の解体→土留のやり変え→建物建築→庭造りの順で行います。
なので今回の工事は2期にわたります。

現状確認|傾斜地ならではの土留めと敷地条件
高低差のある敷地では、土留めの強度と排水・安全動線が重要になります。
まずは現状を整理し、危険箇所と再利用できる部分を見極めながら工事計画を組み立てます。
まずは現状から!!
傾斜地なので土留が凄いです!!

課題|老朽化した大谷石塀のリスクと解体方針
昔の大谷石塀は鉄筋が入っていないケースも多く、老朽化が進むと倒壊リスクが高まります。
第1期ではこの危険要素を取り除き、新たな土留め・塀へつなげるための解体撤去を行います。
しかし、この大谷石の塀が問題です。
ただでさせ昔の大谷石の塀は鉄筋が入っておらず、老朽化も進でおります。
これらも解体して新たなる塀を造ってまいります。

植栽整理|伐採・伐根でリセットし、次の庭づくりへ
既存の植木は雰囲気が良い反面、今後の暮らし方によっては管理負担が大きくなることがあります。
今回は将来計画を踏まえ、伐採・伐根で一度整理し、第二期で“管理しやすい樹種”を選定していく方針です。
以前にお住まいだった方がお茶の先生だったようで植木も和風のものがたくさん植わっております。
残せる物は残したい所ですが、後々の事を考えると管理が必要なものばかりなので・・・
今回はほぼ伐採し、新たなるお庭には比較的管理の少ない樹種を選定していきます。
第1期着工|伐採・伐根と大谷石解体を同時進行
高台の現場では安全確保と作業スペースの確保が最重要。
重機を入れて伐採・伐根を進めながら、危険な大谷石塀も同時に解体し、現場全体を安全な状態へ整えます。
それでは桐生市A様邸の第1期工事のスタートです!!
まずは重機を送り込み樹木の伐採抜根から。
同時にフラフラの大谷石も危ないので同時に解体。
植木も大量に植わっているので運搬処分も大忙し!!


なるべく整理整頓しながら作業を進めます(^^
そして大谷石の塀も何とか安全な所まで解体が進み。
これまた丁寧に積み込み搬出。
現場で判明|内側擁壁の発見と、危険な“土の入り込み”
解体を進めると、内側に補強の擁壁が隠れていることが判明しました。
ただし大谷石と擁壁が接続されておらず、間に土が入り込んで傾きを助長する状態に。
既存擁壁を活かしつつ、より強固な土留めへ再構築する方針に切り替えます。
更に解体を進めていくと大谷石の塀の内側に補強の擁壁を発見。
しかし、大谷石とこの擁壁の間に接点は無く・・
逆にその間に土が入り込み、大谷石を傾けるような状態になっておりました(^^;
ともあれ、この擁壁は使える!
今回の塀の補強に一役かって頂きましょう(^^
と、言うことで丁寧に解体を進めていったのですが・・・
基礎づくり|玉石処理から新基礎打設、強固な土留めへ
擁壁ベースに玉石が露出している状態は、揺れや沈下の不安要素になります。
枠組みに支障となる玉石を一つずつ処理し、新たに頑丈な基礎を設けたうえで土留めブロックを積み上げます。
そんな簡単に再利用させてくれませんね(^^;
擁壁のベース部分の玉石があらわになっており・・・そのままでは地震で揺れるごとに不安が残ります。
このベースごと新たに頑丈な基礎を設けるため、枠を入れるのに支障をきたす玉石を一個一個カット。
本当に土の中の状況は開けてみないと解りません・・・
何とか苦労しながらもガッチリとした基礎を打ち込みました。

そしていよいよ新たなるブロックを積んでいきます。
今回使用するブロックはエスビックのウルトラメタルのダークブラウン。
このブロックを一本一本丁寧に積み上げます。
更に既存の擁壁とガッチリと接続した強固な土留を作ります。
門柱部分も補強を加え積み上げ。
既存の階段は雰囲気が良いのでそのまま活かし・・・
第二期工事でお洒落な雰囲気にしていきましょう(^^
こうして危険を感じていた土留が完成しました(^^

内部の整備|石組み復旧と宅盤レベル調整で第二期へ備える
土留めが完成したら、敷地内部の整備へ。
伐採・伐根で崩れた石組みを復旧し、将来の建物・庭づくりを見据えて宅盤レベルも調整。
第二期工事がスムーズに進むよう、要所に石をセットして下準備を整えました。
土留が完成したら再び内部の工事へ!!
伐採・伐根時に崩した石組みを復旧。
2期工事で行う植栽を考えながら、そして現状を活かしながら進めます。
宅盤レベルに合わせて既存の高さより少々上げました。

石組みの復旧も完成!!
第二期工事が順調に進むよう所々へ石をセットしておきました(^^
こうしてA様邸の第一期工事が完成!!
あとは新しい建物が建つまでのお楽しみ!!
続きは2026年春!!
お楽しみに(^^

この施工(第1期)のポイントまとめ
- 高台・傾斜地の敷地条件に合わせ、安全性を最優先した基礎工事
- 老朽化した大谷石塀を解体し、倒壊リスクを解消
- 伐採・伐根で既存植栽を整理し、第二期の庭づくりへつなげる
- 内側擁壁の発見により、既存を活かしつつ強固な土留めへ方針転換
- 玉石処理→新基礎→ブロック積みで、擁壁と接続した強固な土留めを再構築
- 石組み復旧・宅盤レベル調整で、次工程(建物新築・第二期工事)に備えた
群馬県で外構工事・外構リフォームをご検討中の方は、 外構工事の施工例(市町村別)・現場レポートまとめ もぜひご覧ください。太田市・館林市・千代田町・邑楽町・大泉町などの施工例を掲載しています。
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