レンガの曲線美で綴る、
「可愛らしさ」と「機能性」の共演
瓦の色から読み解く、最高の素材選択。
佐野市M様邸。オシャレで可愛らしいお宅。最初の打ち合わせで瓦の色を見た瞬間、私の中に「レンガしか無い!」という確信が生まれました。何度も打ち合わせを重ね、駐車場・アプローチ・遊庭の三段構成を決定。ここから、ただの空地が物語を持つ庭へと変わっていきます。
1. 掘削と下地:すべては土台から始まる
気持ち良い晴天の下、着工!まずはとにかく掘削です。既存のコンクリートの跡を見れば、どれだけ土を運び出したか一目瞭然。レンガ積みの基礎づくりへ進みます。
2. レンガの息吹:コーラルシーの曲線
使用したのは東洋工業「コーラルシー(タンブル)」。色は瓦に合わせたアンティークナゲット。雨に祟られながらも、美しいアールを描くために細心の注意を払いながら積み上げました。
見えない部分もガッチリと。
隠している訳じゃありません(泣)
綺麗な曲線のために。
この存在感!
再び整地して次へ。3. 顔をつくる:門柱とアプローチの造作
門柱には胃袋のデッカイTOEXのポスト。アプローチも曲線を大切にし、余ったレンガで立水栓を。穴あきレンガのアクセントが効いています。濡れると表情を変える天然石の通路も仕上がりました。
4. 緑の完成:芝張りと職人三種の神器
夕方からの雨予報に向け、急ピッチで植栽と芝張り。砂利を汚さないシート養生、そして最強の三種(じょれん・トンボ・熊手)を駆使した整地。目土を薄くかけ、蒸れに注意しながら仕上げました。
いよいよ緑が入ります!
大きく掘って土を改善。
タップリの水で根を落ち着かせます。
施工済みの場所も大切に。
庭の重心が決まりました。
じょれん・トンボ・熊手。最強です。
平らに、丁寧に。
夏場は薄く。呼吸を助けます。
鮮やかな緑!
庭としての完成度アップ。5. 乱張り石と門柱の「扇」
アプローチは贅沢な「乱張り」。砕石とモルタルで固めた上、一枚ずつ形を合わせていきます。そして門柱の仕上げは左官の「扇」模様。アイアンの表札を据え、ついに完成の時を迎えます。
門柱、完成!完 成:愛らしさと使いやすさの結晶
時間がかかりましたが、私自身も深く納得できる「作品」ができました。 レンガ、石、芝、そして植栽。すべてがM様邸の「可愛らしさ」を際立たせるためのピースです。
どこから見ても絵になる庭。
レンガと石の質感が響き合う。
三段構成が生む、快適な動線。
建物と一体化した外構。
緑が可愛らしさを加速させる。
M様邸、最高の「顔」の完成です。
M様、この度は大変お世話になりました!
作業中も楽しく進められたのは、ひとえにM様のご協力のおかげです。
これからも、末永いお付き合いをよろしくお願いいたします!
