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佐野市Y様邸|既存樹木を活かした和風の庭|造園・外構工事施工例

栃木県佐野市Y様邸にて、お父様が長年大切に育ててきた松やチャボヒバなどの既存樹木を厳選して残し、
伐採・移植・養生剪定を丁寧に行いながら、石組・諏訪鉄平石のアプローチ・下草植栽で庭全体を再構成しました。
洋風寄りの建物にも自然に調和し、四季を感じて心が安らぐ“和の庭”へと再生した長編施工ドキュメントです。


造園・外構工事施工例

佐野市Y様邸造園・外構工事ドキュメント!!



「既存樹木を活かした和風の庭」

施工前|お父様が育てた樹木を“選び抜いて活かす”庭づくり

苗木から大切に育てられた樹木が数多く混在するお庭。 すべてを残すのではなく、主役になる木を厳選し、残す木を最大限引き立てるために整理・再構成していきます。



「施工前」

お客様のお父様が、苗木から大切に育てられた植木が一杯!





「施工前」

種類にしたら100種位の植木が混在しておりますが、

今回はこの中から選りすぐりの物のみ残す事になりました。



伐採|残す木を守るための“整理”からスタート

長年育った樹木を整理するのは胸が痛みますが、残す木をより良く活かすために必要な工程。 切れ味の良いチェンソーで、木への負担をできるだけ少なくしながら丁寧に進めます。



「伐採開始!」

寂しそうなおじいちゃんに申し訳ない気持ちで一杯ですが・・・

心を鬼にして伐採を開始します(^^;)

今まで大きく育った植木達に対しても、せめてでも良く切れるチェンソーで切ってあげます。

切れないチェンソーで時間掛けて切るんじゃかわいそうですから。





「伐採作業中」

今までお疲れ様と心に思いながら切っていきます。





「伐採作業」

使用する以外の木を伐採し、残す木に対しては移植の際の負担を軽減させる為に

養生剪定をします。



移植|根を崩さないための“手作業”と徹底した養生

長年植わった樹木は根が広く深く張っているため、重機で引っ張ると根鉢が崩れるリスクがあります。 鋏・ノコギリ・スコップ・バールを使い、状態を見ながら手作業で掘り上げ、根巻き・仮植・幹巻きまで丁寧に行います。



「移植作業」

長年この場所に植わっている木なので、根っこも半端じゃありません。

でも、おじいちゃんが大切に育てあげた大事な木。

最善を尽くして作業にあたります。





「移植作業」

そして、次々と堀上げ根巻きをしていきます。

この移植作業に関して、殆どユンボを使いません。

なぜなら、長年植わっている植木は横にも長く根を伸ばしているため

掘る際にユンボで引っ張ってしまい、根を崩してしまう恐れがあるからです。

「鋏・のこぎり・スコップ・バール」

上記の四点セットを使い、手作業で掘り上げております。





「移植作業」

移植の際に伐採した木の根っこも抜いて処分していきます。





「移植作業」

かなり広くなってきたでしょう!

自分にとっても・・・想像以上です。





「仮植作業」

掘り上げた植木を、枯れないように仮植えしておきます。

仮植えと言っても本決めと同じようにビシっと植えます!





「養生作業」

寒さよけと、日焼け防止に効果がある「幹巻き」をしていきます。

人間で言えば着物を着させてあげます。

移植作業に関しても一切の手抜き無しです!



下地づくり|伐採・伐根・整地を終え、庭の土台を整える

残材処分まで含めて下地を整え、庭として成立する“土台”を完成させます。 その後は客土(赤土)を搬入し、土を落ち着かせてから本格的な作庭へ進みます。



「下地完成」

伐採・伐根・移植・整地・残材処分・全ての作業を終え、下地の完成です!!





「客土搬入」

庭となる部分に赤土を盛っていきます。

今回搬入した赤土の量は大型ダンプ7台(70?)

なかなか最近のお宅にはココまでは入りません(^^;)

とりあえずこの状態で、しばらく土を落ち着かせます。

土が落ち着き次第着工致します。

石工事|景石を据えて“和の骨格”を組み上げる

石は庭の印象を決める重要な要素。 据付のたびに「尽き棒」でしっかり突き込み、動かないように固定しながら、落ち着きのある石組みを形にしていきます。



「景石運び込み開始!!」

土の落ち着きを見ていよいよ作業再開です。

今回も石をタップリ使います!





「六方石」

人気の高い六方石!モダンさと奇抜さが引き立ちます(^^)





ダンプにも容赦なく積み込みます(^^;)

ダンプもこの為に強化してあるので安心!





ユンボを回送して空になった3Tユニックに移し変え庭奥に小運搬!





ダンプからも積み込みます。

結構大きな石なので、慎重に!





コレを繰り返しながら、次々に据え付けていきます。

画像右側に見える丸太が「尽き棒」

原始的ですが・・・(苦笑)コレでガンガン尽き込むことによって石がガッチリと動かなくなります!!



植栽|既存樹木を主役に、新植で“庭の物語”を整える

既存の松やキンモクセイ、チャボヒバを活かしながら、 紅シダレモミジやヤマボウシ、ハウチワカエデなどを要所に配置。 残す木が引き立つよう、全体のバランスを見ながら再構成していきます。



石の据付と同時に植木も植えつけていきます!!

まずは既存の松とキンモクセイ。





「休憩時」

おじいちゃんとおばあちゃんがお茶の時間に出してくれる「芋フライ」

自分は知らなかったのですが、佐野ではラーメンに並ぶ名物らしいです。

懐かしい味わいの最高のおやつです!!





芋フライパワーでどんどん作業を展開していきます。





新植のメインの紅シダレモミジ!

春が来るのが楽しみ!!





おじいちゃんが大事に作り、育ててきたチャボヒバや松も最大限活かしていきます!



サツキ300本|一本ずつ形を見て“締まり”を出す

サツキは数だけでなく、株姿と流れが重要。 一本ずつ表情を見ながら丁寧に植え込み、刈り込みで輪郭を整えて、庭全体にリズムと締まりをつくります。



ここでサツキの登場!

今回の総本数は!!!!

300本





このさつきを一本づつ丁寧に形を見ながら植え込みます!!

見積り時点で数の多さに驚いていたお客様も納得のご様子!





植えたら形を整えピシッと刈り込みます!





植木・石・サツキの配置が終わり、だいぶ形になってきました!!





そして玄関脇

正面の主役となります「ヤマボウシ」

樹高は5m級の大きな木です。

5mって聞くと一般の方ですと驚くかも知れませんが、今の建物は屋根が高いので

この位の木を植えてやらないと引き立ちません。





根元は歴史を感じさせる台付き!





ヤマボウシの脇にはハウチワカエデを添えて前庭との繋がりを演出。





そしてココにも石組み!

ココの部分の石組みは前庭とはちょっと雰囲気を変えた組み方をしていきます。

こっちはサツキも使いません!

コレには訳があるのですが、完成時までのお楽しみ!!





和室の掃きだし部分には四国の「伊予石」のくつ脱ぎ石を設置。

コレが濡れるとタマらない良い色を出します(^^)

綺麗に白いラインも出ていて最高!!



アプローチ|諏訪鉄平石で“庭を楽しみながら歩く”動線へ

和室まわりのくつ脱ぎ石から、諏訪鉄平石のアプローチへ。 真っ直ぐではなく、景色を楽しみながら歩けるように捻りを加え、途中に立ち止まりたくなる“間”もつくっていきます。



そのくつ脱ぎ石から大判の「諏訪鉄平石」を据え付けていきます!





一枚一枚決めていきながら動かないようにしっかりと突き込み。





真っ直ぐではなく、庭を楽しみながら歩けるように考え

捻りを加えていきます。





そうして玄関脇へと続いていきます。





アプローチの途中には、ふと立ち止りたくなるような部分を!



下草植栽|タマリュウ2400ポットで“面”を整える

広い庭ほど、下草の密度が完成度を左右します。 ベースのタマリュウを中心に、ヤブランなどを自生感が出るように配置し、石組みと植栽のつながりを自然に仕上げます。



そして、下草の植え付け開始!!

まずはベースとなるタマリュウ。

ココのお庭は画像で見るより実際広いので数も半端じゃありません。

総数はなんと!・・・・・・2400ポット!!






玄関脇はロックガーデン風に!





枯滝のあたりはいかにも自生したようなヤブランを植栽。





四季の花々・下草を植え付け庭に彩りが出て来ました!!

玄関脇はこれで完成!!





そして前庭も!





前庭の最後の装飾!!

御影の鉄鉢。ココには四季折々に咲いた花や紅葉などを浮かべ風流に





そして最後のお楽しみである砂利入れをして完成!

光と影を上手く使い、深みを出します。





落ち着いた石組みの中に一際引き立つ真っ白な水鉢!





砂利の中にも水の流れを演出。





今回の水鉢は、水を流しませんが周りに五色砂利に白玉石を混ぜ

みずみずしい雰囲気を





あらゆるところに電配が出ておりますが、電気関係に詳しい客様の施工となります。

夜のライティング!自分も楽しみです!





これで前庭が完成です!

今度は玄関前アプローチです。





続きましては前庭を隠すための築山造り!!!

ってのは冗談で・・・・

外構工事とのからみで後からでは入れられなくなってしまう土を山にしておきます(^^)

上に植わっている木はこれから使う材料を仮植してあります。

近所の人に「今度はあそこに山造るんかい???」

って言われる程異様な状況でした(^^;)





確かに・・・ビックリしますね(^^;)





その大量の築山(笑)を崩し、こちら側を整地。





玄関脇にはシャラの株立ちを配置し、おじいちゃんが大切に育ててきた大きなドウダンツツジを植えました。





そして大きく邪魔していた赤土を移動し、今度は前庭から続く諏訪鉄平のアプローチを続けていきます。





通称人間ユニックユンボに任せれば90キロくらいの石は楽勝です(^^;)

あんまり無理すんな!





すると前庭へと続く長いアプローチの完成となります。

左側に見える御影石とレッドロビンの生垣で囲った部分は小規模ながら家庭菜園を楽しむスペースとなります。



玄関前アプローチ|御影石の敷石で“迎える庭”を仕上げる

玄関まわりは家の印象を決める最重要ポイント。 重量のある御影石を一枚ずつ丁寧に据え付け、門柱・階段まで一体で整え、品と迫力のある迎えの景色をつくります。


そしていよいよ玄関前アプローチの作成!!

今回は大きな御影石の敷石(80㌔以上)を贅沢に敷き詰めていきます。





早速材料の搬入!

80㌔*約90枚=7200㌔!!

7tの石の上を歩いていくのはかなり贅沢ですよ~





ちょっと画像が汚いですが・・・・

一枚づつ丁寧に据え付けていきます!





大きなポーチにはこのくらいの迫力あるアプローチが良く似合います!!





こちらも諏訪鉄平のアプローチに負けず劣らず長いです。





門柱及び階段部分完成です!





今回のアプローチは門柱から見て真っ白なアプローチを中心として

左側をブルーゾーン・右側をグリーンゾーン

シンプルかつ豪華な雰囲気に仕上げていきます!!

まずは左側ブルーゾーン砂利敷きの開始です!





砂利が入っただけで御影石がグッと落ち着いてきます。







そして右側のグリーンゾーン。

茨城直送の上質の高麗芝を満遍なく張りつけていきます!





緩やかな水勾配でほぼフラットに張りつけました。

植栽も最低限に!



完成コンセプト|建物の“3つの空気感”を庭に落とし込む

キッチン・居間・和室――それぞれ異なる雰囲気を持つ空間が、ひとつの住まいとして調和している。 その流れを庭でも表現するため、芝の“洋”、ロックガーデン風の“モダン和”、造り込みすぎない“和”へと、歩くほどに景色が移ろう構成にしました。



両ゾーンが完成し、いよいよ完成です!!



今回のお庭のテーマを決める際に手本にしたのは、この家のキッチン・居間・和室・この三つの部屋の雰囲気です。

一番最初に伺った時に斬新さと奥ゆかしさを感じ、コレを庭に是非取り入れたいと思いました。

キッチン・・・・真っ白でシンプル、機能的で洋を感じる現代的な雰囲気。

居間・・・・スタイリッシュなモダン和風のお洒落な雰囲気。

和室・・・・モダンながらも何処か古民家を思わせるような落ち着いた雰囲気。

この三つの雰囲気が上手にかみ合いとても良い仕上がりになっております。

この三つの流れを今回は庭に表現致しました。



まずはキッチン右側のグリーンゾーン。

キッチン同様で洋を感じさせる芝。そしてシンプルな植栽。





真っ白な御影石を挟みブルーゾーンへ

居間の雰囲気をモチーフに

ヤマボウシをシンボルとし、下草をふんだんに使ったロックガーデン風に仕上げました。






ブルーゾーンから長く伸びた諏訪鉄平のアプローチを歩むと

ハウチワカエデやアオダモのアーチを抜けて・・・・





和室のイメージである和のゾーンへと入り込みます。





和風と言っても造り込み過ぎないでアッサリとした和に仕上げております。





おじいちゃんが大切に育ててきた二本の黒松は真木として使用しました。





この松があるからこそのこの雰囲気!!





これだけ広いお庭ですと断片的な画像でしか雰囲気を伝えられません。

建物内からも全ての窓から見える景色を一枚一枚の絵として考え配置しております。

コレを伝えたい!と思う気持ちと、施主様の特権として施主様だけに楽しんで頂きたい!

と、両面の気持ちでございます。

これにて完成となりますが、最後のお楽しみ!

夜の表情|静寂のナイトシーンで庭が完成する

昼の景色とは別の魅力を引き出すのが夜のライティング。 光と影のバランスで奥行きが生まれ、石や植栽の輪郭が際立ち、庭が“もう一段深い表情”を見せてくれます。



夜のライティングです!!
静寂のナイトシーンです!!

(画像お客様提供)


















そして完成した庭を眺めながらの美味しいお酒!

最高です!!



追加工事(2011年)|ウッドフェンスで“背景”を整え、庭がさらに映える

庭は「背景」が整うと、緑と石の見え方が劇的に変わります。 ウッドフェンスで視線と光をコントロールし、奥行きと陰影が生まれ、庭全体が引き締まった印象へ。 作庭時との比較で、その変化をぜひご覧ください。



2009年に完成したこのお庭ですが、2011年有り難い事にウッドフェンスの工事を

頂きました!!Y様邸は広いのでm数も半端じゃありませんが・・・

重要な役割を担う存在です。

背景が変わるとどれだけ庭の雰囲気が変わるのかお楽しみ下さい!!



まずは置き場にて立て板となるレッドシダーの表面加工とビス穴の加工。

それから天気の良い日を見計らってオイルステンを3回塗り。

デッキもそうだけど、木工事は置き場にて半分以上の作業が行われます。




今回のフェンスは重量があるためガッチリとした基礎が必要となります。

コンクリート柱を造る時に使用するボイド管をチョイス!!




材木の加工を全て終え、ボイド管を全て60cmに切りそろえ積み込み!!

この状態でかなり重い(^^;)




そして翌日現場に到着!!




まず最初に降ろしたモノは今回のフェンスを長期間守り続けてくれる

ウリンの角柱。

90角ですが、一本当たり25㎏オーバーでかなり重たいです。




そして立て板となるウエスタンレッドシダー

普通の業者さんならデッキ材に使う様な2.5mm厚の板。

コチラもガッチリです(^^)




早速基礎工事の開始!!

まずは60cmに切りそろえたボイド管の埋設。




柱が入る場所全てに埋設し、今度は柱を立てて固定。




通りを整えながら真ん中の胴縁を取り付けます。




そして生コンを充填。




ガッチリとした基礎が出来上がり上下に胴縁を取り付け。




いよいよ立て板の張り付け開始!!




立て板の隙間となる間隔は・・・

これ以上開くと引き締まらず、狭くすると圧迫感があるので・・・

全て1.8mmに統一。

多少光が通る位が丁度良いです(^^)




勿論横から見れば一枚板です。




背景が出来る事により、緑が一層映え光と影が出来て庭に深みが出ました!!




お客様が「今までより広く感じる」と仰ってました。

確かに植木とフェンスの間で奥行きが出て今までぼやけていた部分が

鮮明になる事により、広く感じる事が出来ます(^^)

そして庭自体がシャープで引き締まった印象になりました!!

作庭時の画像と比較すると・・・

「作庭時」







「作庭時」








そしてラストはライティング!!

















群馬県で外構工事・外構リフォームをご検討中の方は、 外構工事の施工例(市町村別)・現場レポートまとめ もぜひご覧ください。太田市・館林市・千代田町・邑楽町・大泉町などの施工例を掲載しています。



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(有)田熊造園土木
代表取締役 田熊 祐介
群馬県邑楽郡千代田町赤岩1728-11
Tel 0276-86-5063


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