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前橋市H様邸|四季を感じる石門の庭の造園・外構工事 施工ドキュメント

前橋市H様邸にて、御影石(桜御影)の門柱=“石門”を主役にした「四季を感じる石門の庭」を施工しました。
設計図を土台にしながらも、現場での対話・お施主様の感性・職人の閃きを重ねて、石組・植栽・小道・アプローチを最適化。
天目松(赤松)やもみじ、サツキを地被として効かせ、落葉期〜春の新芽まで四季の移ろいを楽しめる造園・外構工事の施工例です。


造園・外構工事施工例

前橋市H様邸造園・外構工事ドキュメント!!



「四季を感じる石門の庭」

施工テーマ:設計図を“土台”に、対話と閃きで育てる「石門の庭」

この庭づくりは、図面通りに「作る」だけでは終わりません。 お施主様の好みや暮らし方を現場で確認しながら、石・植栽・小道・“間(ま)”を調整。 御影石の門柱(石門)を核に、四季の表情がにじむ庭へ仕上げていきます。



施工前の状況:重厚な平屋に“彩り”を足し、庭を暮らしに組み込む

軒の深い平屋とタイル土間が印象的な住宅。 建物の良さを引き立てるためには、外構が主張し過ぎず、それでいて負けない「骨格」が必要です。 庭をプラスして「庭・美・彩・家」へ——ここから物語が始まります。



軒が大きく出た立派な平屋住宅。下まわりもガッチリとしたタイル土間。

重厚感を感じさせながら新しい感じの積水ハウスBeSai+e「美・彩・家」

良い感じの建物だけどまだ彩りが足りません(^^)

コレに庭をプラスして「庭・美・彩・家」に変化させていきます!!



計画の要:寝室前の“憩いの場”を、最高の眺めにする

寝室前のスペースは、ご主人が一服しながら庭を楽しむための大切な場所。 「どこから見て、どこに視線が抜けるか」を先に決めておくことで、 石組・植栽・門柱の配置がブレずにまとまります。



コチラは第二玄関的な部分ですが、実は寝室への入り口。

愛煙家でありますご主人の憩いの場。

ココで一服しながら最高の景色を味わって頂ける様に造っていきます。



先行工事:着工までの期間も、暮らしを汚さない下地づくり

工事は着工日からではなく、待っていただく期間の配慮から始まります。 砕石を敷き込み転圧して、泥汚れ・ぬかるみを抑制。 外構は「暮らしのストレスを減らす」ことが第一です。



「先行工事」

着工までのお待ち頂いている期間中に家の中が泥だらけにならない様に・・・

それと車でヌカってしまわないように・・・



砕石を敷き込み転圧をしておきました。



長らくお待たせしてしまいましたが、いよいよ着工!!


外堀から固める:勾配に合わせた土留めで、庭の器をつくる

最初に手を付けるのは、庭の“器”となる外周部。 勾配を配慮し、ひな壇状のブロックで土留めを構成します。 表側は意匠ブロックで繊細さを、土留め側は実用性を重視して使い分けます。



まずは外堀から攻めていきます。



ここの土地は元々畑だったこともあり、超良い土(^^)

掘削作業も楽チンです(^^)/




そして型枠を組み



生コン車登場!!

・・・・って個人のお宅に入れるにはデカ過ぎじゃね(^^;)



それはさておき・・・

無事に打設完了!!



そしてブロック積み開始!!

勾配を配慮しひな壇状にして施工。



シッカリと雨養生しながら施工は進みます。



土留め側は普通のリブロック

そして表側にはワイルドストーンの150mmを使用し繊細さを出しました。



下地の判断:土が良い=締まるとは限らない(砕石厚で補強)

畑由来の良い土は掘削しやすい反面、柔らかさ=緩さにつながることもあります。 そこで砕石厚を通常より増やし、転圧でガッチリと下地を構築。 見えない工程ほど、外構の寿命と安心感を左右します。



ブロック工事のあとは駐車スペースの下地作り。

ココも素晴らしく土が良い!!

残土は庭部に異動。

でも実は土が良すぎるのも問題なんです(^^;)



なぜなら土が柔らかい所は土が緩い傾向があります。

そんな訳で通常の砕石の厚み100mmから平均130mm~150mmに変更し

ガッチリとした下地を造っていきます。



そしてC-40砕石投入!!



同時に手前側の縁石も施工。



設備工事:カーポートは“本職”と連携し、全体精度を上げる

カーポートなどの金物工事は、専門職との連携が仕上がりを左右します。 外構全体の高さ・納まり・動線に影響するため、段取り良く組み込み、 後工程(コンクリート・アプローチ)までスムーズにつなげます。



そうしたら今度はカーポートの設置開始!!



カーポート類は本職の金物屋さんにお願いするのですが、さすがはプロ!!

一人で半日で完成!!



カーポートを設置したら砕石をガッチリと転圧し、ワイヤーメッシュを敷き込みます。



そして再び生コン車の登場!!

って言うか・・・またこのサイズ(^^;)

しばし通行止めです・・・

運良く通行する車も人も居なかったのでホッと一安心。



あとはおなじみ山田さんの登場でお任せです(^^)



そしていよいよ庭部分の施行に入るのですが・・・

元々低くなっていた地盤なので・・・



庭の土台づくり:赤土を混ぜ、水持ちと水はけを“両立”させる

もともと良い土でも、砂分が多いと乾きやすくなりがちです。 赤土を混ぜて保水性を補い、同時に水はけも確保。 植栽が元気に育つ“土の配合”まで含めて庭を設計します。



良質の赤土をピストンで搬入して地盤を造っていきます。



元々良い土のH様邸ですが少し砂分が多いので

ウチの方の赤土と混ぜて水持ち良く水はけの良い状態にしました!!



下準備が整えばいよいよ植栽の開始です!!

仮植しておいた植木をひっさげH様邸へGO!!



そしてH様邸へ到着。



庭の骨格決定:最初の植栽と景石で“庭の展開”が決まる

庭づくりは最初の一手が肝心。 植栽と景石の配置で、奥行き・視線の抜け・リズムが決まります。 ここを慎重に決めることで、後の石組や小道が自然につながっていきます。



記念すべき第一本目は株の綺麗なソヨゴ。



この日は一台目に植木を搬入し、一度置き場に戻り今度は二台目は石の搬入です!!



再び現場へ戻り景石の据え付け!!

この一番最初の植栽と景石の据え付けでこの庭の展開が決まります。

慎重に配置を決定していきます。




季節は秋・・・・

夕方になると逆光で真っ暗です(~~)



現場の対話で進化:盆栽好きのご主人へ、天目松(赤松)を一本入れる

図面に無い提案でも、お施主様の“好き”が明確なら庭は一段良くなります。 会話の中で盆栽の話が出たことで、急遽「松」を計画へ追加。 曲がりの美しい天目松(赤松)を選び、庭の格と物語を強めました。



そして追加の材料を市場で調達!!

後ろに見えているのは赤松??

この庭の設計の何処を見ても赤松どころか松の「ま」の字もありません・・・

でもご主人とのお茶のみ話の中で以前お世話になったさいたま市のT様邸の話題が出ました。

「実は盆栽が好きで盆栽町にもしばしば行った事が・・・」との事。

それじゃぁHさん松入れちゃいますぅ~(^^)

って事で急遽松が入る事になりました(^^)

松を入れるからって普通の松を植えるのも芸が無いので(^^)

とっても綺麗な曲が入った天目松(てんもくしょう)赤松をチョイス!!



どうですか!!

この曲がり!!もはや芸術品です。



松が入るだけではどうしても浮いてしまうので、添え物にラカンマキを植栽。

そして手前に島?

ここも急遽小道を造るべく出現致しました(^^)

だから勿論図面にもありません(^^;)




その島のシンボルになるのは大きなもみじ!!

丁度紅葉の真っ盛り!!

携帯画像なのでイマイチですが・・・

とっても綺麗でライトアップされた姿は最高でした!!

来年の秋には色の移り変わりから楽しんで頂きたいと思います。




その頃駐車場のコンクリートの養生期間も終えご主人の愛車が入りました!!



そして市場で苔のった富士の黒ボク石を調達!!

苔好きなご主人に喜んで頂こうと思いますが・・・

何せ苔の生育環境に最悪な上州空っ風が心配です(^^;)



もみじを配した島にも次々に景石を据え付けて



だいぶ庭の輪郭が見えて来ました!!



こちら側も鳥海石と黒ボク石で整形



どれだけ柔らかな感じで石を組んだとしてもやはり石だけでは固い印象を与えてしまいます。



石を柔らかく見せる技:サツキを低木ではなく“地被”として効かせる

石だけだと硬い印象になりがちですが、地被の入れ方で表情は一変します。 サツキを地被として本数多めに入れ、刈り込みで面を整えることで、 モノクロに見えた石組が“色”と“やわらかさ”を帯びてきます。



そこで登場するのがサツキ!!

ビックリするような本数を使いながら低木ではなく地被として植栽します。



そうやって植えられたサツキをビシッと刈り込むと一気に固く見えていた石が柔らかく見えます(^^)

色もモノクロからカラーに変わった様に見えてきます。



1本だけ見たのでは小さなサツキですが庭の中では凄く大きな役割を果たします。



そしていつもなら最終段階での投入となる砂利を工程を考え

先行して入れていきます。



それと平行して入り口付近をガッチリと引き締める大きな鳥海石と

優しい感じの葉で来客者をおもてなしするアオハダを植栽!!



細部の演出:水は流れなくても“流れ”は作れる(玉石で水の気配)

庭の中心部は、流れを“表現”してしっとり仕上げます。 玉石で水の道をつくり、緩やかな勾配と粒の表情で流れを感じさせる構成に。 庭の中で唯一の群馬県産素材という点も、物語を深めます。



そして細部の演出。

滝組付近に水の流れを表現する為に玉石を敷き込みます。

この庭で唯一の群馬県産の材料です(^^)



緩やかに流れを付けて完成!!



サツキ以外にも石を柔らかく自然な感じに見せるように縁起物の下草を配置。

富貴草(フッキソウ)

花言葉  「 吉事 」 「 良き門出 」 「 祝意 」

藪柑子(ヤブコウジ)

花言葉  「明日の幸福」

縁起物の経緯から「寿限無」の中の「やぶこうじのぶらこうじ」の
話の落語は有名です。




石門の主役:御影石アプローチと桜御影の門柱で“庭の格”を決める

この庭の顔は、御影石のアプローチと桜御影の門柱(石門)。 厚みのある御影石を一枚ずつ据え付け、直線の品格で空間を引き締めます。 当初はブロック門柱の予定でしたが、市場で出会った石を提案し、即決で方向転換。 結果として、庭全体の重厚感と完成度が一気に上がりました。



そしていよいよアプローチの製作開始!!

今回も弊社の施工例No,1人気の御影石。




こう見ると分厚いのがよく分かるでしょ(^^)

一枚100㎏前後あります。





それを一枚一枚大空に飛ばし



下地にモルタルを敷きながら据え付けていきます。

それと同時にこの桜御影の門柱を設置!!

そう!これがこの庭の行く末を分けると書いた石です(^^)

本当は設計上ココはブロックの門柱が出来る訳でしたが・・・

偶然市場で出会い仕入れてご主人に話した結果・・・

入れましょう!!とのことであっさりと変更(^^)

でもコレが大正解!!全体的に重厚感ある雰囲気を一気に引き締めてくれました!!



いくら良い物だとは言え、門柱ばかりが引き立ってはバランスの良い庭とは言えません。

植栽でシッカリと柔らかくなじませていきます(^^)



今回は目地にも砂利を入れてあっさりとした感じに仕上げました。




そして最後にサブ駐車場を造ります。

ここも御影石の縁石を使用。

最終的に御影石のラインが浮かび上がって来ます!!




全ての作業を終え、細かい部分の仕上げを施し長らくお世話になりましたH様邸も



完成後の狙い:オープンでありながら風格を生む「間(ま)」

閉じない外構でも、配置と余白の取り方次第で風格は生まれます。
石門の“不動”と、落葉樹の“繊細”の対比。
手前の島で奥の石組みを深く見せ、遠近感をつくる——
微妙な「間」を積み上げて、道行く人も楽しめる庭になりました。


いよいよ完成!!


落葉期の為若干寂しさはありますが、足下をシッカリと造り込んだので

冬場でも十分に楽しめる庭になりました。

あっさりと造り込む事によって新しい感じの住宅にでもすんなりとなじむ和の庭が出来ました。




オープンでありながらも何処か風格が感じられるよう微妙な「間」を大切にしました。

そうすることで庭を道行く人にも楽しんで頂ける様になりました。




大きな玄関扉とタイルの土間に負けない様に、御影石のアプローチをチョイス。

そこには大きな桜御影石の門柱。

しかし重厚感ばかりを追い求めるとどうしても全てが主張し

まとまりの無い雰囲気になりがちなのでそこには十分気を付け

全てのバランスに気を付けました。



落葉樹の繊細な枝と不動の門柱との対比が面白いです。



四季の仕掛け:落葉期の骨格 → 春の新芽で“庭が完成する”

落葉期は骨格(石・門柱・地割り)が際立ち、春は芽吹きで庭が完成します。 サツキの開花、落葉樹の若芽、下草の彩りが加わることで、 同じ構図でも季節ごとに表情が切り替わる庭になります。



手前の島が奥の石組みを深く見せ遠近感を感じられるように考えました。

この庭が本領を発揮し、真の姿を現すのは「春」です!!

楽しみでしかたありません(^^)



この寝室前の空間。

ココはプランニング当初から要望されていたご主人憩いの場所!!

赤松の曲がりも一番良く見える絶好の場所となりました。




随所に花の咲く物を仕込んでありますので四季折々の顔を楽しんで頂けます!!



このサツキが満開になる頃には柔らかな落葉樹の若芽が優しい空間を演出してくれます。



この庭の中心となる部分。

水は流れなくても流れる様を演出し、しっとりと仕上げました。



自然に出来た窪みに水が溜まる天然の水鉢。

施工中も何度か鳥が遊びに来て水を飲んでました(^^)



家に合わせ直線を基調に曲線をあしらい伸びやかな庭を完成する事が出来ました。

建物がより一層引き立ち当初掲げた

「庭・美・彩・家」の完成です!!

春の画像を楽しみにお待ち下さいませ!!




今回のお庭はかなり変更がありました(^^)

でも私の提案する変更でお客様にご負担を掛けるわけにはいきませんので

庭部分に関しての追加料金は殆ど発生しておりません(^^)


追加画像!!

晴れた日に再撮影して来ました(^^)













そして新芽も出揃った待ちに待った春!!



茨城では巨大竜巻が民家を襲うような異常気象ですが・・・

群馬でも激しい風が吹き荒れ、まだ出たばかりの葉達は随分と痛めつけられて

しまいました。風当たりの良いH様邸も例外ではありませんでしたが

そんな中でも一生懸命生きようと頑張っている植木達に

パワーを貰いました。



















この施工の要点まとめ

  • 御影石(桜御影)の門柱=石門を主役に、庭全体の重心を設計
  • 図面を土台にしつつ、現場の対話と閃きで石組・小道・植栽を最適化
  • 先行工事(砕石+転圧)で、着工待ち期間の泥汚れ・ぬかるみを抑制
  • 畑土の“柔らかさ”を見極め、砕石厚アップで駐車場下地を強化
  • 赤土を混ぜて土質を調整し、水持ちと水はけのバランスを改善
  • 天目松(赤松)やもみじで四季の見どころを仕込み、春に真価が出る庭へ
  • サツキを地被として効かせ、石の硬さを柔らかく見せる
  • 玉石で“水の流れ”を表現し、しっとりした中心景を演出
  • 「間(ま)」を大切にし、オープンでも風格のある外構に仕上げた

群馬県で外構工事・外構リフォームをご検討中の方は、 外構工事の施工例(市町村別)・現場レポートまとめ もぜひご覧ください。太田市・館林市・千代田町・邑楽町・大泉町などの施工例を掲載しています。



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(有)田熊造園土木
代表取締役 田熊 祐介
群馬県邑楽郡千代田町赤岩1728-11
Tel 0276-86-5063


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