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鴻巣市I様邸|大人の隠れ家の造園・外構工事 施工ドキュメント

鴻巣市I様邸にて、純和風建築に調和する「大人の隠れ家」をテーマに外構・庭づくりを施工しました。 変形した敷地(奥に行くほど細くなる地形)と三角スペースを活かし、カーポート・駐車計画・御影石のアプローチ・石組・黒松や雑木の植栽までを一体で設計。 目隠しと眺めの両立、奥行き感、重厚感を丁寧に積み上げた造園・外構工事の施工例です。


造園・外構工事施工例

鴻巣市I様邸造園・外構工事ドキュメント!!



「大人の隠れ家」


計画の狙い:純和風建築に“奥行き”と“重厚感”を積み上げる

近年は少なくなった純和風建築だからこそ、外構・庭づくりで価値がさらに際立ちます。 今回は建物の重厚感を損なわないように、石・植栽・陰影を活かして落ち着いた高級感を演出。 加えて、変形敷地を味方につけて“奥行き感のある庭”に仕上げていきます。



最近ではだいぶ少なくなってしまった純和風建築。

何とも言えない重厚感と高級感を感じさせてくれます。

この建物に彩りを加え、より一層の高級感と重厚感を出していきます(^^)



敷地条件:奥に行くほど細くなる地形を“奥行き演出”に使う

変形地は難しさもありますが、設計次第で魅力に変わります。 奥に行くにつれ細くなる形は、視線の誘導がしやすく、庭に“奥行き感”を出しやすい条件。 通路・植栽・石の配置を工夫し、自然と奥へ引き込まれる構成を狙います。



敷地は変形の台形。

コチラから見ると奥に行くにつれ細くなっております。。

コレを上手く利用し、奥行き感のある庭に仕上げていきます。



課題:宅盤を上げた分、視線が集まりやすい(目隠し×景の両立)

盛り土で宅盤を上げると、建物はより堂々と見えます。 一方で視線が集まりやすくなるため、目隠しが欲しくなるのも自然な流れ。 今回は“隠すだけ”ではなく、庭として眺められる景をつくりながら視線をコントロールしていきます。



敷地自体の勾配に加え、盛り土をして宅盤レベルを上げているので

建物自体より一層の重厚感が出ているのですが・・・

どうしても人目に触れ、目隠しが欲しくなります。



最大の難所:三角地にカーポートを納める(寸法が決まった既存部材)

一番難しいのが三角スペースの使い方。 今回は、施主様のお父様が大切に保管していた“大きいサイズのカーポート”を、この三角地に設置する計画でした。 サイズが決まっている上に変形地という条件の中、CAD上で何度も検討し、最悪は加工も視野に入れて施工に臨みました。



そしてこちらの三角地帯。

ココが一番難しい所(^^;)

使いにくい三角形をいかに上手く使うかが腕の見せ所です。



そして今回この難しい場所にカーポートを設置する事に。

まぁただカーポートを設置するのは簡単な話ですが・・・

ココに設置するカーポートは10年くらい前に施主様のお父様が

購入し、一週間ほどで解体して大切にしまって置いた物です。

そのサイズがまた一番大きいサイズ(^^;)

サイズが決まってしまっている上にこの三角形の土地・・・

CAD上で何度も何度もトライしても厳しいサイズでした。

最悪は加工と言う話で、施工開始!!



工程:カーポート設置→境界ブロック&フェンスで“外周の骨格”を固める

ギリギリの納まりを詰めながら、無加工での設置に成功。 続いて境界ブロックとフェンスを仕上げ、敷地全体の輪郭を整えます。 外周が固まると、動線・駐車計画・庭の配置が一気に組み立てやすくなります。



屋根を交わし、ブロックギリギリに設置して手前の側溝部分ピタリ!!

何とか入りました!!

しかも無加工(^^)

プロの金物屋さんに本当に感謝!!



同時に境界ブロック&フェンスも完成。



動線と実用:御影石アプローチと芝、3台駐車の最適解

カーポートから玄関までの動線は、純和風に合う御影石で品よく構成。 あわせて芝生はお子さんの遊び場としても活躍します。 さらに三角地を有効活用し、気を使わずに3台停められる駐車計画を実現しました。



カーポートから玄関へのアプローチには御影石を敷いて

お子さんの遊び場となる芝生を張ります。



そして三角形を一番有効活用出来る様に考えた駐車スペースの完成!!

気を使うこと無く3台収納できます(^^)



施主様DIY:庭づくりに“家族の手仕事”が加わる

今回の見どころのひとつが、施主様とお父様が製作されたウッドフェンス。 支柱にウリン、横板にレッドシダーという素材選びも抜群で、仕上がりはプロ顔負け。 外構は“つくった人の想い”が重なるほど、住まいの価値が深くなります。



そしていよいよ庭部分の作業開始!!

おや!?ウッドフェンスが出来てる??

しかもボイド管を使い、田熊造園仕様に出来てる。

実はこのフェンス施主様とお父様の力作!!

支柱にウリンを使い、横板にはレッドシダー。完璧な仕上がりです!!



配慮と下地:縁切り・柱補強・整地で“長く保つ外構”へ

外構は見た目だけでなく、隣地との取り合い・水・土の影響も重要です。 隣地基礎へ土が直接触れないように縁切りを施し、柱はボイド管+コンクリートで補強。 下地と整地をきっちり行うことで、10年後も安心できる外構になります。



折角の力作ですが、盛り土の関係で3枚程外させて頂きました(^^;)

縦張りじゃなくて良かった(^^;)

そして「お隣さんちの基礎に土が直接付かないように」

との事だったので、波板を使用し縁切り致しました。



このまま埋めてしまうと柱が弱いので一回り大きいボイド管をはめて

コンクリートで巻き込みます。



外構工事で出た残土を運び出し、整地完了!!



庭づくり本編:石組と植栽で“隠れ家の景”をつくる

外構の骨格が整ったら、いよいよ庭の表情づくりへ。 石を据え、黒松・アオハダ・ソヨゴなどを配置していくことで、場に重厚感と季節感が生まれます。 特に黒松は“庭の王様”。1本入るだけで空気が変わる存在です。



置き場に戻り石の積み込み!!



現場が少し離れているので今回は2台で搬入。



早速据え付け開始!!



石をある程度据え付けたら今回の主役であります黒松やアオハダなどを積み込み

現場へ向かいます!!



ボイド管の設置と並行して早速植え付け開始!!



小作りですがとても良く出来た黒松!!

やっぱり庭の王様。1本入っただけで雰囲気が変わります(^^)



そして葉の美しいアオハダや実も楽しめるソヨゴを植え込んでいきます。



素材の見せ場:沓脱ぎ石(伊予石)で品格を添える

和の庭は、足元の“石”が景色を決めます。 青みと模様が美しい伊予石の沓脱ぎ石は、濡れたときの表情も格別。 玄関まわりの所作まで美しく見せる、名脇役の一手です。



お次はコチラの沓脱ぎ石を設置します!!



こちらの沓脱ぎ石は四国の「伊予石」

青みと模様が何とも言えない一品です!!



これをピッタリと据え付け、濡らすとまたこれが良い!!

濡れても乾いても人の眼を引く良い石です(^^)



石組みと植栽を進めながら門柱部分も着手開始。



同時に嵩上げしたウッドフェンスの基礎も打設。



こちら側には高さのあるシャラと三つ葉ツツジを植栽して程よい目隠しに。



難所攻略:三角スペースを“目隠し+見せ場”に変える

リビング前の三角スペースは、目隠しが必要でありながら、ただ隠すだけでは面白くありません。 そこで木曽石を使い“小道”をつくって場に変化を付け、眺めて楽しい景へ。 使いにくい形ほど、設計と石の力で“魅力”に変えられます。



そしてカーポート脇の三角スペースも手を加えていきます。

目の前の窓がリビングになっているので、目隠しをしながらも眺められる庭に致します。

でも・・・ただ眺めるだけじゃ面白くない!!

ちょっとした小細工を考えました(^^)



そこで登場するのがこの分厚い「木曽石」

こうやって字で書くと伝えやすいのですが・・・

大体お客様からは・・・

「基礎石??」って言われます(^^;)



この木曽石を使い、ちょっとした小道を造り、場に変化を持たせていきます(^^)



ご近所の皆様にご理解頂きながら道路上での作業が続きます。

色々な方にお褒めのお言葉を頂き嬉しい限り!!



そしてあらかたの石と植木を植え付け・・・



下草や細かい石を組み合わせて完成!!

難しい三角スペースでしたが、ビシッと仕上がりました(^^)

メインとなる「ハウチワカエデ」の新緑と紅葉を早く楽しんで頂きたいです!!



門まわり:門柱・階段・左官仕上げで“建物と一体化”

門まわりは家の顔。ブロック積みだけでは無機質になりがちですが、 左官仕上げで建物と同系色に整えることで、一気に格が上がります。 階段の御影石も加わり、和の重厚感と品のある導線が完成していきます。



三角スペースを完成させたらいよいよ門柱のブロック積み開始!!



門柱に加え、御影石の階段も造っていきます!!



門柱&階段が出来上がったらココでおなじみスーパー左官職人の山田さんの登場!!

いつも土間の仕上げをお願いしておりますが・・・

本来はコチラが本業で御座います(^^;)



山田さんに仕上げてもらうと色気も素っ気も無かったブロックが一変!!

建物と同じ色で仕上がりました(^^)



こう引いて見てみると随分と雰囲気が変わって来たのが分かります!!



作業もいよいよ終盤戦。

最終的な植栽などを施工していきます。

こちら側には背の高いシャラの木に加え、周囲の方にも楽しんで頂けるように

枝垂れ梅「月影」を植栽。

花期には道行く人の目を引く事間違いナシです(^^)



アプローチ:石の組み替えと据え付けで“歩く景色”をつくる

玄関までのアプローチは、ただ敷くだけではなく“歩く景色”として設計します。 石を何度も仮置き・組み替えし、ガタつきなく据え付けることで、見た目と安全性を両立。 和の庭らしい緊張感と落ち着きが生まれる重要な工程です。



お次は山田さんが仕上げてくれた門柱から玄関までのアプローチ作成!!

在庫が残り少なかったので市場で購入!!

ただこの日は欲しい人が一杯(泣;)

競っても競っても落ちない・・・

最後は意地で競り落として来ました(^^)



戦利品をシッカリと積み込み、現場へ



早速吊り上げ、スタート!!



何度も何度も組み替え、仮置きしていきます。



ガタつきがないようにしっかりと据え付け、アプローチの完成!!



仕上げ:土間・瓦・砂利の“締め”で完成度が決まる

土間コンクリートは“少し横付けできるスペース”という暮らしの要望を形に。 さらに門柱には京伏間瓦をのせ、納まりと意匠を引き締めます。 砂利は入れて終わりではなく、転圧で締めることで一段上の仕上がりに。 最後の工程ほど、丁寧さが完成度に直結します。



アプローチが完成したら今度は土間コンの準備。

お客様のご要望で、車一台が停まるスペースではなく、ちょっとした時に

横付け出来るスペースが欲しいとのご要望でした。



砕石をガッチリと転圧し、石と石との間の細かい部分にまで入るように鉄筋を組みます(^^)



そしたら再び山田さんに登場願い、ビシッと仕上げて頂きます!!



そして門柱の方も最終的な仕上げで京伏間瓦をのせていきます。



内側も整地&砂利入れ!!



下草も同時に植栽。



こちらも施主様とお父様で作られた四つ目垣。

何でも親子で出来てしまうのが凄い!!

コチラの内側にも砂利を入れていきます。



砂利を入れたら今度は転圧。

コレをやるだけでも随分と仕上がりが変わります(^^)



そうこうしているうちに山田さんの方の土間が仕上がりました!!

いつもながら良い感じに仕上げてくれます(^^)



コチラの三角スペースも最終的な仕上げ。



木曽石の表情がとても良い感じです!!



玄関脇の見せ場:水鉢と季節の花で“迎える景色”をつくる

玄関脇は、毎日目に入る“迎えの景色”。 水鉢に季節の花を浮かべられるようにし、六方石を添えて和の趣を強化。 梅「金獅子」と柊南天で、季節感と魔除けの意味も込めた小さな見せ場を仕上げました。



お客様から

「玄関脇にチョットした物を」

と、ご要望頂いておりましたので・・・

季節の花を浮かべる水鉢と六方石に加え、生長がとても遅く綺麗な花を咲かす

梅「金獅子」と魔除けの柊南天を植栽。



これで全ての作業が完成致しました!!

最後にお客様のご厚意でお昼ご飯をご馳走になりました!!

みんなでお腹いっぱい美味しく頂きまして本当に感謝感謝です。



完成:変形地を味方にした“奥行きのある大人の隠れ家”

純和風建築の重厚感に合わせ、石・植栽・陰影で落ち着いた高級感を演出。 三角スペースは目隠しと眺めを両立させ、変形地ならではの奥行き感を引き出しました。 “隠れ家”の名にふさわしい、静かで深い庭が完成です。



完成!!








































将来性:新緑と紅葉で庭は“完成していく”

庭は、植えた瞬間よりも“育ってから”が本番。 ハウチワカエデの新緑や紅葉、雑木の枝葉の重なりが出るほど、隠れ家らしい奥行きが増していきます。 季節の移ろいとともに、庭の表情が深まっていくのを楽しめる構成です。



そして落葉樹の新芽も出揃いました!!















この施工の要点まとめ

  • 純和風建築に合わせ、石・植栽・陰影で重厚感と高級感を強化
  • 奥に細くなる変形地を活かし、視線誘導で“奥行き感”を演出
  • 三角地の難所に、既存の大型カーポートを無加工で納めた
  • 3台駐車・御影石アプローチ・芝で実用性と品格を両立
  • 施主様&お父様のDIYフェンス(ウリン×レッドシダー)が外構の魅力を底上げ
  • 黒松・雑木・石組で“隠れ家の景”を構築し、三角スペースも見せ場に転換
  • 門柱は左官仕上げ+瓦で建物と一体化、最後の砂利は転圧で完成度アップ
  • 新緑・紅葉で年々深まる“育つ庭”として将来性も高い

群馬県で外構工事・外構リフォームをご検討中の方は、 外構工事の施工例(市町村別)・現場レポートまとめ もぜひご覧ください。太田市・館林市・千代田町・邑楽町・大泉町などの施工例を掲載しています。



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(有)田熊造園土木
代表取締役 田熊 祐介
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