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羽生市A様邸|木々が迎える庭の造園・外構工事 施工ドキュメント

羽生市A様邸にて、伐採・伐根から造成、石組、植栽まで一貫施工した「木々が迎える庭」。 諏訪鉄平石と水鉢、サツキや下草を組み合わせ、奥行きと包まれ感のあるアプローチで、来客をやさしく迎える庭空間を形にしました。


造園・外構工事施工例

羽生市A様邸造園・外構工事ドキュメント!!



「木々が迎える庭」

計画の背景とデザイン意図

着工前は大きく育った樹木が印象的で、特に明治時代から続くキンモクセイが象徴的でした。 当初は残す案も含めて検討しましたが、ご要望と暮らし方を踏まえ、更新していく方針へ。 「木々が迎える」やさしい導入のある庭を目指し、石と植栽で奥行きをつくる構成で計画しました。



「着工前」

まず一番最初に目に飛び込んで来る物は、太く育った植木達。



中でも一番目立つのはこのキンモクセイ。

明治時代に植えられ現在に至るそうです。

当初の設計ではこの木だけは残そうというご提案でしたが、お客さまの

ご要望もあり、今回伐採する事になりました。



伐採・伐根で庭の土台を整える

庭づくりは“まず土台づくり”から。長年育った樹木を整理し、根まで抜いて更新することで、 これから先の景色を素直に描ける状態に整えます。木への敬意を込めて清めを行い、伐採・撤去後はリサイクルへ。 空間が一度リセットされ、庭の可能性が開けていく工程です。



「作業開始」

お酒と塩で清め、今までの労をねぎらい心を込めて伐採致します。



そしてピストンで切り枝を運搬しリサイクル業者へ



大きな植木達が無くなっただけで場が一転

とても広く解放的な空間になりました。



続いては伐根作業。

さすがに長年ココに生えて来た植木達

根も四方八方に張り、抜くのも一苦労(^^;)




スタッフと比べてもとても大きいです(^^)



何とか抜く事が出来、再びリサイクル施設へ

丁寧に土を降ろしたけど3t近い重量でした。



造成・転圧で沈下しにくい庭の下地をつくる

伐根後の庭は、見た目以上に“沈下リスク”が出やすい状態です。 赤土で高さと勾配を整え、特に伐根跡はしっかり締め固めて、後から沈みにくい下地をつくります。 この工程が、石やアプローチの仕上がりと耐久性を左右します。



伐採伐根作業が終わったら早速赤土の搬入。



現状が低かったので、まずは平らに土を入れ、伐根した部分が後で

沈まない様にしっかりと転圧。



そして庭部分にはさらに盛り土。

相当な量の赤土が入り、下ごしらえの完了。



石組で庭の骨格と“流れ”をつくる

石組は庭の印象を決める“骨格”です。大きな石は一発勝負になりやすく、据え付けの角度や見え方で奥行きが変わります。 全体のアウトラインを先に押さえ、主景と流れを組み立ててから、細部の石で自然な表情へ寄せていきます。



お次は石組の準備!!

途中クレーンのコンピューター以上などで・・・少々焦りましたが(^^;)

適切な対応で何とかクリア。



無事に積み込み到着しました(^^)



初日は降ろすだけに・・・



翌日もう一台積み込み早速据え付けスタート!!

真夏の石組嫌でも気合いが入ります(^^)



夕方にはアウトライン的な石の据え付けが完了。



真夏の植栽を成功させる養生と水管理

真夏の植栽で最も重要なのは、搬入中の熱風で葉を傷めないこと、そして植え込み後すぐに水を回すこと。 寒冷紗で覆って運搬し、到着後は休む間もなく植え込みへ。養生された樹木でも猛暑は厳しいため、 工程の段取りとスピードが“活着”を決めます。



そうなるといよいよ植栽の開始!!

真夏でも問題無く動かせる様に養生してある植木達。



それらを根巻き養生します。

こういう細かい根がビッシリ出ている植木はどんな時期に植え替えても安心です(^^)



こちらの汚れた根巻きの物は春芽吹き前に仕入れて置いた物。

これらも間違い無い品物です。



そして真夏の植栽で一番気を付けなくてはいけないのは・・・

走行中に葉を傷める熱風対策。

寒冷紗と呼ばれる網のシートで覆い運搬致します。



あとは休む間も無く早く植え込んで水をあげること(^^;)



いくらきちんと養生してある植木達でも猛暑は厳しいですからね(^^;)



配置でつくる奥行きと包まれ感

植栽は“何を植えるか”以上に、“どう配置するか”で庭の印象が変わります。 正面の見え方だけでなく、歩いた時に景色が変化するように、前景・中景・後景の重なりを意識して配置。 包まれているような安心感と、抜けのある奥行きの両立を狙っています。



バランスを考えながらメインの植木達を配置。

この時に奥行き感や包まれている感を考えます。



そして細かい部分の石組。

下草をあしらいながら、自然で優しい感じに仕上げていきます(^^)



奥手の方も広がりや奥行き感を出す様に植木を配置。




中々良い感じになって来ました!!



この時期は毎日終了後にタップリと水くれ。

人間同様植木達も喉が渇いております。



サツキで“面”をつくり、庭に統一感を出す

サツキは庭の基調をつくる重要な素材です。今回は鹿沼産の良質なサツキを約300本。 1本1本の角度やアールを揃えながら植えることで、石組の硬さをやわらげ、庭全体にまとまりが生まれます。 数が多いほど、丁寧さが仕上がりに直結する工程です。



ここでお客さまご要望のサツキの登場!!

今回は鹿沼産の良質なサツキを300本ご用意させて頂きました(^^)



これも植え込みのスピードが肝心。

手慣れたスタッフが1本1本角度やアールを考え丁寧に植え込んでいきます。



石組だけだとどうしても固い雰囲気になってしまいがちですが・・・

サツキや下草が入ることにより、凄く柔らかい印象を与えてくれます(^^)



こちらも同様にサツキと下草のバランスを考え植栽。



お次はデッキ前のアプローチ。

メインのアプローチがコンクリート製で、どうしても人工的になってしまうので

こちらは少し自然な感じでいきます。



沓脱ぎ石とのバランスを取りながら、歩きやすく設置。



そしてこちらも石を組みサツキを刈り込んで仕上げていきます。



デッキ前には部屋からも楽しめる花木を数種類仕込んでおきました(^^)



夕方にはまたタップリと水やり。



暑さで下を向いていた下草などはすぐに上を向くほど喜びます。



タマリュウで根を守り、庭の足元を締める

庭の完成度を左右するのは“足元”です。タマリュウは乾燥を防ぎ、雑草も抑え、景色も整える働き者。 主役ではないけれど、庭の質を底上げする重要な仕上げ素材として丁寧に植え込みます。



植栽があらかたになって来たら、今度は根締めのタマリュウ。

これも大変な作業。

でもこの小さなタマリュウが植木の根を乾燥から守り、雑草避けにも役立ち

庭の雰囲気まで良くしてしまう大きな役割を担っております(^^)



サツキや石との相性も抜群!!



防草対策と砂利仕上げで維持管理をラクにする

元々草が多かった場所は、完成後のストレスを減らすために防草シート+砂利で対策。 不陸を整えてから施工することで、見た目も歩きやすさも良くなります。 「きれいを保ちやすい庭」にしておくのも、施工品質の一部です。



タマリュウが植え終わったらいよいよ砂利入れの準備。

ビシッと不陸を取り、平らにしていきます。



そして今回は防草シートも施工。

元々草が結構生えていた所なので、こうすることで安心出来ます。



砂利入れ中夕立に襲われ、いつもなら嫌な雨ですが・・・

このお庭を造り始めてから一度も雨が降っていなかったので・・・

大歓迎です(^^)



雨の中の作業ですが、真夏は雨が降らなくても汗で濡れてるので・・・

涼しいだけでも儲けもんです(^^)



完成後の庭の見どころ

諏訪鉄平石の踏み心地と、自然なアールの導線で“迎える庭”の表情をつくりました。 水鉢は季節の花やモミジを浮かべて楽しめる仕掛けにもなり、静かなアクセントとして効いています。 石組の硬さは下草で崩し、四季の変化が楽しめる柔らかな庭へ仕上げました。



恵の雨の後に、細かい部分の造り込みや仕上げを完成し、いよいよ・・・


完成です!!


涼やかに訪れる方を誘ってくれるアプローチになりました(^^)



冬でも寂しくならない下草の設計

落葉樹中心の庭は季節感が豊かな反面、冬に“寂しさ”が出やすいのが弱点。 そのため足元の下草・低木・石の見せ方を丁寧に組み、季節を問わず庭が成立するように構成します。 富貴草(フッキソウ)やヤブランなど、環境に合う下草を選び、自然に崩れたような表情を狙っています。



落葉樹中心の庭はどうしても冬場寂しくなってしまいます。

その為、下まわりは最も気を使いシッカリと造り込みます。

苔でも使えれば良いのですが、風土的に合わないので残念ですが使えません(^^;)



石が崩れ、そこに下草が自然に生えたような感じに仕上げました。

少しすると下草も伸びて良い感じになって来ます!!

ここで使用した下草は富貴草(フッキソウ)です。



コチラにはヤブラン・鳴子ユリなどを(^^)



今まであまり活かされていなかったアプローチも一気に引き立ちました。

この優しいアールが庭を引き立たせます。



そしてココが今回のお庭の源流。

あまり造り込み過ぎず自然な感じに仕上げました。



玄関脇の島ですが、部屋からも下草やツツジをあしらい、見えない部分までしっかり

作り、四季を通じて楽しめるよう配慮しました。



庭は何処から見ても正面。

島の高さ、石の配置、サツキの配置全てに拘りがあります。



デッキ側のアプローチ。

歩きやすさと見栄えを考え諏訪鉄平石をチョイス。

両脇には下草や低木を配しました。



デッキに腰掛け、沓脱ぎ石に足を置いて眺めれば、庭と一体になれるスペースでもあります。





鉄平石の踏み心地を感じながら歩くと・・・



味のある水鉢がお出迎え・・・




季節によって咲く花やモミジの葉を浮かべても良し

水鏡として楽しむのも良しです(^^)



室内から楽しめる“暮らしの庭”へ

庭は外から見るだけでなく、室内からの見え方が暮らしの満足度を大きく左右します。 カーテンを開けて風や雨、季節を感じられるよう、視線の抜けと植栽の高さ・配置を調整。 デッキに腰掛けて庭と一体になれる時間も、この庭の大切な価値です。



そして室内に入らせて頂きました。

クーラーの効いた部屋から眺める庭は真夏を感じさせません。



「今まではカーテンを閉めていたいたけど今度は開けられる」

と、お客様が仰っておりました。

是非カーテンを開け、時折吹く風や雨、季節までもこの庭を通じて感じて頂けたら幸いです。



リビング前には優しくスラッと伸びたヒメシャラ。

葉や花だけではなく、冬場にはその美しい幹で目を楽しませてくれます。

右奥には流れ、奥行きを感じさせる効果覿面です(^^)




完成のご挨拶に伺った時にお客さまから嬉しいお言葉を頂戴致しました。

「田熊造園さんと出会って良かった!!」

本当にその言葉一つだけで私達スタッフ一同全ての疲れを忘れます。

私共は本当にお客様に恵まれているとあらためて実感致しました。

作業中にも沢山のお心遣いを頂き本当に感謝しております。

これからもこのお庭を通じて末永いお付き合いをどうぞ宜しくお願い致します。

この施工の要点まとめ

  • 伐採・伐根で更新し、庭を“これからの景色”へリセット
  • 造成・転圧を徹底し、沈下しにくい下地を形成
  • 石組で主景と流れ(奥行き)をつくり、庭の骨格を構築
  • 真夏の植栽は養生・熱風対策・即時の水管理で活着を確保
  • サツキ・下草・タマリュウで硬さを和らげ、四季の表情を追加
  • 防草シート+砂利で維持管理の負担を軽減
  • 室内から眺めても心地よい“暮らしの庭”に仕上げ


群馬県で外構工事・外構リフォームをご検討中の方は、 外構工事の施工例(市町村別)・現場レポートまとめ もぜひご覧ください。太田市・館林市・千代田町・邑楽町・大泉町などの施工例を掲載しています。



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(有)田熊造園土木
代表取締役 田熊 祐介
群馬県邑楽郡千代田町赤岩1728-11
Tel 0276-86-5063


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