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太田市M様邸|造園・外構工事施工ドキュメント(二面性のある和みの庭)

純和風のご自宅と、モダンな事務所が隣接する敷地で「表」と「裏」それぞれの景色を活かした庭づくり。
交通量の多い県道に面するため、視線と騒音への対策としてRC擁壁を計画し、圧迫感・防犯・景観の
バランスが取れる“黄金比”の高さと折れを設計しました。 主庭は石組と植栽で奥行きを演出し、
玄関まわりは御影石と門柱で直線基調に整理。 鞍馬石の飛び石や水鉢の水音まで、
和みを深める造園・外構工事の工程を写真付きで紹介します。


造園・外構工事施工例

太田市M様邸造園・外構工事ドキュメント!!



「二面性のある和みの庭」

敷地条件:和風住宅とモダン事務所が共存する「二面性」

異なる表情の建物を“分けるだけ”ではなく、お互いの良さを引き立て合う庭を目指します。



立派な和風建築の建物。

ドッシリとした佇まいに化粧垂木が繊細さを感じさせる土庇。

和風の良さが滲み出ております。



そのお隣には奥様がこれから使われる事務所があります。

この空間に異色の建物。

これをどう活かしていくかが、今回の課題。



課題:県道の視線・騒音をどう抑え、庭の心地よさを守るか

信号待ちで車列ができる立地。目隠しと騒音対策は“外構の性能”として最優先で組み込みます。



ご自宅前には交通量の多い県道。

信号が近くにあるため、車が目の前まで並ぶ事も多く・・・

目隠し・騒音対策も考えなければなりません。



RC擁壁の設計:高さと折れで「圧迫感・防犯・景観」を両立

高くすれば効く、でも重くなる。話し合いを重ねて“効きすぎない”最適解に落とし込みます。



目隠し、騒音対策にはRC擁壁。

ガッチリと造り込んでいきます!!



工程:配筋・型枠・打設…強度を“見える化”して造り込む

擁壁は外構の骨格。配筋の密度と精度が、安心と長持ちを決めます。



キレイに並ぶ鉄筋は強度の証(^^)



お客様と何度も何度も話し合った擁壁の高さ。

高くすれば、目隠しや騒音対策は万全となるのですが・・・

圧迫感を感じたり防犯上の問題、雰囲気の低下が考えられます。

この高さが全てのバランスを備えた黄金比。

そして、この仕切方にもとっても大きな意味があります!!



材料も全て用意し、さて!これからやるぞ!!

っと意気込んでいたら・・・



想定外の大雪:現場を止めずに“立て直す”段取り力

雪かき・残土処理・撤去を並行しながら、工事を再始動。現場は段取りで前へ進めます。



雪・・・・



しかも・・・

事務所前にいる狸ちゃんも参っちゃう位の・・・



何十年か振りの大雪(泣)




4~5日空けたにも関わらず・・・

これだけの残雪。



まずは雪かきから再スタート!!



もう雪と土がごっちゃで・・・

泣きたくなりそうな状況。



それでも何とか全ての雪&残土を運び出し・・・



元々あった使用しない看板の撤去も並行して行いました。



そんなこんなでやっとこスタート!!

良質土で盛り土をして(^^)



材料の積み込み!!

鳥海石&富士の黒ボク。



そして曲線の美しい天目松(てんもくしょう)

を中心とした植木の積み込み。




早速現場へ!!

まだまだ雪は残っておりますが、現場は雪かき効果で全然OK!!



主庭づくり:窓からの見え方で決まる「石の角度・高さ・奥行き」

配置は“眺める位置”から逆算。高低差と間を使い、限られた空間に奥行きを作ります。



現場に到着したら早速主庭部分の庭造りスタート!!




窓からの配置、角度、高さ、全てのバランスを見ながら配置。



最終的に解る奥行き感を感じさせるような石の配置。



高低差を付け、建物から見た時の「見え方」にも配慮していきます。



あくまでも素材の良さを活かし、シンプルに!!



希少石:採掘禁止「鞍馬石」の飛び石で和の重みを入れる

乾いた表情だけでなく、濡れた時に現れる錆色が真骨頂。素材の“時間の美しさ”を仕込みます。



ここで登場するのがこの飛び石。

マニアならヨダレモノの京都の「鞍馬石」

採掘禁止の超レアな逸品です。



この状態だと良さはあまり伝わりませんが(^^;)

完成時にこの良さが必ず解ります(^^)

そして、土庇の雨落ちに瓦を設置。



表と裏の関係:擁壁で分けつつ、植栽は“利用し合う”設計

別々に見せながらも、視線の先には互いの緑が効く。狭いからこそ“つながり方”が重要です。



主庭部分があらかたになって来たら・・・

今度は事務所側。

この擁壁によって異色の建物を分断し、仕切を付けてはいるのですが・・・

まるっきり違うお庭を造りながらもお互いを利用し合う。

決して広くないスペースだからこそ・・・

その考えがとっても重要になります。



素材の表情:東洋工業「ソリッドストーン」の乾湿で変わる顔

濡れると印象が一変する素材は、雨の日の景色までデザインできます。



ココで登場するのは私のお気に入りのブロック。

東洋工業「ソリッドストーン」



このブロックはシャープな感じが特徴なのですが・・・

実は、乾いている時と濡れた時の表情がまるっきり違い面白いんです(^^)



擁壁前に積み上げ、植栽スペースに!!

コチラから見た際に裏の植栽が見えます。

そう!!

この後ろの木も含めてコチラの植栽を考えております。

前後の庭に植わる木をお互いに利用しあう。

ここが今回の狙い。

こちら側に植わる木は主庭から見ても感じよくなります(^^)



事務所脇にも植栽スペースを確保。

コチラには季節の花などを植えて頂き、雰囲気の良い町並み造りに貢献致します。



事務所裏も抜かり無く(^^)



玄関アプローチ:御影石を基調に“直線デザイン”で端正にまとめる

加工が多いほど腕が出る工程。仕上がりの精度が、全体の品格を決めます。



そして、いよいよ玄関前エントランス&アプローチの作成!!



人気の御影石をタップリとご用意。



早速敷き始め!!



あらゆる部分に加工があります。

熟練の技術で対応していきます(^^)



並行して雰囲気を見ながら植栽も配置。



門柱も積み上げていきます。



今回のこちらのイメージは「直線基調」

植木も縦に伸びやかなものをチョイスしていきます。



植栽も入り、だいぶ奥行き感が出て来ました(^^)



事務所側のお庭にも植木が入りました。

こちら側はあくまでもシンプルに!!

お互いを活かす表裏一体の植栽。



そしてこの立派な御影石の柱。



これを門柱脇に立て込みます!!



重厚感と繊細さを兼ね備えた門周り。



石柱の生コンが固まった所で門柱前の開始。



難所:配管が密集する玄関前を“壊さず・ズラさず”納める

両建物のライフラインが集結し重機が使いにくい条件。手作業と段取りで精密に仕上げます。



門柱を最上段まで積み上げ、御影石も敷き込み。

こちら側は、本当に嘘だろ~って言う位配管がタップリ(泣)

両方の建物のライフラインが集結しておりました。

その為、重機が安易に使用出来ず、このお庭の最大の難所でした(^^;)

御影石の分断部分にも浅く排水管が・・・



配管に泣きながらも何とか玄関前の仕上げ作業!!



狭いスペースですが、高低差を設け立体的に。



水の演出:夏目型水鉢と竹の水音で“場が整う”玄関前へ

視覚だけでなく“音”で癒す。玄関前に落ち着きの軸を作ります。



夏目型の水鉢もセットして水音も楽しんで頂けるお庭へ!!



並行して門柱の塗り工程である下地も施工。



やっぱり門柱が入るだけでもプライベートスペースは保たれますね。



玄関から見下ろした際にもこの高低差が面白い(^^)



給排水工事を行い、下草も植栽。



そして、水出し!!




心地の良い水音が場の雰囲気を清め、落ち着く空間に変化させます(^^)




だいぶ完成に近づいて来ました!!



主庭部分もいよいよ仕上げ!!

季節の花物や、下草を植えていきます。



防草と景色:防草シート+錆砂利+那智黒で和のコントラスト

手間を減らしつつ、色で締める。雨の日に深みが出る“和の足元”を作ります。



お次は防草シートを敷き、錆び砂利を敷いていきます。



雨落ち部分には那智黒石を入れ、色のコントラストを楽しみます。

雨の日が楽しみ!!

擁壁の“折れ”が効く:奥行き・駐車しやすさ・台数確保まで担う

一枚の壁に見えて、見る位置で役割が変わる。景観と使い勝手を同時に成立させる設計ポイントです。



こうやって見た時に前後の植木が丁度良いバランスになっております(^^)

擁壁の折れ方にも重要な意味があります。

こちらから見ると一枚の擁壁ですが・・・

自宅側から見るとこの折れ方が奥行き感を感じさせたり・・・

事務所側からだと、車を駐める際の駐めやすさや台数の確保にも役だっているんです(^^)

植栽とこの擁壁の高さ、折れには相当なコダワリが詰まっております。

土間コン工程:ワイヤーメッシュ+スリットで強度と割れ対策

そして、コチラの土間打ちが最終工程。

土間コン工程:ワイヤーメッシュ+スリットで強度と割れ対策

仕上げの美しさだけでなく、ひび割れリスクを抑える下地づくりが重要です。



割れ止めスリットを入れ、ワイヤーメッシュで強度を確保。



仕切部分も設置。



門柱前にも駐車出来る設計(^^)



これで土間打ち準備完成!!



打設の段取り:生コン車が入れない…一輪車“スーパー小運搬”で突破

県道沿いの制約をクリアしながら施工。現場条件に合わせた運搬計画が仕上がりを左右します。



早速生コン車登場!!

県道に駐められないのでココから一輪車でスーパー小運搬(^^;)



任せて安心スーパー左官の山田さんも登場!!



何も言わなくても完璧に仕上げてくれます(^^)



生コンが乾くのを見計らって門柱の塗りも完了!!

とっても良い感じ。

でもまだ何か足りません・・・



そう門柱上に乗せる瓦。

これが無いとやっぱり締まりません!!



事務所側もしっかりと固まり・・・



完成:重厚×繊細を両立した“直線基調”の玄関まわり

石柱・御影石・門柱の整理で清潔感を出し、和の庭は奥行きと水音で“和み”を深めました。



完成です



重厚感を出しながらも清潔感や繊細さを感じられる様な雰囲気に仕上げました。

あまりゴチャゴチャさせないように伸びやかな直線貴重なデザインで統一。

そうする事で、この雰囲気を造り出す事が出来ました(^^)



存在感タップリの御影石の石柱もこうやって合わせてあげると

不思議と軽い感じに(^^)

透けて見える景色もまた良いもんです!



見る角度を変えるだけで、また違った表情になります。



のぞき込むと造り込んだ水鉢まわり。

竹から流れ落ちる水は軽やかな音色を奏でます。



この水の流れと音を聞いているだけで、とっても癒され落ち着く気持ちになります。



ここに配置した沓脱ぎ石は、もしかして最高のベンチになってしまうかも知れません(^^)v




RC擁壁を嫌味無く見せる手法。

奥に広がる庭。

奥行き感タップリです!!



すっきりと仕上げた玄関先。

適度に,目隠しを施し、来客の方も楽しめるお庭になりました。



そしてリビング前の主庭。

今までは目線が気になって全く使用されていなかった濡れ縁も大活躍!!



希少価値の高い逸品「鞍馬石」

この本当の魅力は濡れた時のこの錆色。

この色合いは本当に深いです。画像でお伝え仕切れないのが本当に残念。

錆砂利との相性はもう言うまでもありません。

雨落ちに入れた那智黒石。

この色あいもたまりませんね(^^)



この天目松にとっても最高の舞台となりました!!



事務所側の落葉樹が芽を吹き出すとまた違った雰囲気のお庭になります。

それがまた楽しみ!!



事務所との通用口はコチラ。

どちらから見てもなるべく見えない位置。

でも、一番最短で行き来出来る位置。

使いやすさと見た目を最大限に考えた末・・・

もうここしかありません(^^)



事務所側から見ても・・・

通用口があるようには見えません。

色々繋がり合っていても別物に見せる今回のお庭のテーマ。

この景色が全てを物語ります。



見えすぎず、見えなすぎず・・・

拘った擁壁の高さも完璧。



近日中に照明取付にお伺いしますので、もっと緑の茂ったお庭を

ご紹介出来ると思います。

どうぞお楽しみに!!







群馬県で外構工事・外構リフォームをご検討中の方は、 外構工事の施工例(市町村別)・現場レポートまとめ もぜひご覧ください。太田市・館林市・千代田町・邑楽町・大泉町などの施工例を掲載しています。



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