アールが織りなす「大空間の芝庭」。
5年の時を経て進化した、理想の住まい
大きな洋風建築に相応しい、雄大なアールデザイン
館林市のI様邸。非常に大きな洋風建築と、広大かつ変形した敷地。このスケール感に負けない庭をどう創るか。
「取って付けたような庭にはしたくない。」
敷地全体を優しく包み込むようなアール(曲線)のデザインを採用し、レンガと天然石で雄大さを表現しました。そして5年後、ライフスタイルの変化に合わせて人工芝と駐車場をリニューアル。進化し続ける庭の全記録、全67枚の写真で綴ります。
1. 測量・基礎工事:広大な敷地の骨格を作る
まずは広大な敷地の測量から。境界ポイントが多数あり、変形地のため位置出しは慎重に行います。建物裏の狭小地も無駄なく活用し、基礎工事へと進みます。
長い距離の基礎工事。掘削、砕石転圧、配筋、そして生コン打設。この広さでも一切の狂いなく仕上げるのが職人の腕です。
2. 構造・造成:曲線に合わせたブロック積み
基礎の養生後、ブロック積みを開始。アールのデザインに合わせてブロックを加工しながら積み上げます。裏口の動線も奥様の使い勝手を最優先に配置しました。
植栽スペースを掘削し、良質土に入れ替え。勾配のあった敷地に土を運び込み、広大なフラットスペースを造成しました。これで庭の広さが際立ちます。
大雪予報の前日、お客様の足元を守るために砕石を先行して転圧。案の定、翌日は大雪でしたが、事前の対策が功を奏しました。
3. 外周・フェンス:曲がりに対応する加工技術
雪の影響を受けない作業から再開。フェンスの柱を立て、裏口の門扉を設置。曲がりの多い敷地形状に合わせてフェンスを加工し、美しく納めます。
4. 意匠工事:レンガと天然石が描く曲線美
いよいよメインのレンガ工事へ。優しいアールを描くようにレンガを並べていきます。作業性は悪いですが、仕上がりの美しさは格別です。
ピンクとイエローの自然石をランダムに配置し、可愛らしくも豪快な階段を製作。門柱も積み上がり、庭の顔が見えてきました。
5. 植栽・芝張り:緑が広さを強調する
シンボルツリーの紅花ヤマボウシを植栽。敷地が広いため馴染んでいますが、バランスは抜群です。良質土を敷き込み、全面に芝を張ることで、圧倒的な開放感が生まれました。
完 成:アールが織りなす大空間の芝庭
5年後の進化:人工芝と駐車場リニューアル
作庭から5年。近年の猛暑とお忙しいライフスタイルに合わせ、天然芝からメンテナンスフリーの人工芝へ、そして駐車場もより使いやすくリニューアルを行いました。
駐車場の残土を搬出し、砕石を投入してガッチリ転圧。天然芝の撤去は手作業で根気よく行い、人工芝のための完璧な下地を作り直しました。
駐車場にはLIXILウィンスリーポートを設置し、土間コンクリートを打設。同時に花壇だった部分を樹脂舗装で固め、歩きやすいアプローチへと進化させました。
再完成:手間いらずの「最強の庭」へ
5年の時を経て、より機能的で美しく生まれ変わったI様邸。真っ青な空の下、人工芝の緑とコンクリートの白が鮮やかに映えます。
I様、長きにわたりお庭を任せていただき、本当にありがとうございます!
