着工前:シックな建物に“緑が映える”条件
ガルバリウムの外壁に雑木の柔らかさを合わせ、玄関まわりを“温もりある景観”へ整えていきます。
「着工前」
ガルバリウムで仕上げられたシックな建物。
もうこの時点で緑が合うこと間違いナシ(^^)
最大の課題:短い距離に「駐車・動線・目隠し・景観」を同居
玄関ポーチまでの距離が限られる中で、4つの要望を破綻なく成立させる“寸法設計”が肝になります。
ただ、空間的にはちょっと厳しい条件も。
左側のブロックから玄関ポーチまでの距離がちょっと短め(^^;)
お客様のご要望としては・・・。
この空間の中に車一台分の駐車場。
そして玄関までのアプローチ。
さらには道路とリビングを結ぶ視線の目隠し・・・
最後に見た目(^^;)
この4点をこの距離の中に収めなくてはなりません。
設計段階でかなり頭を悩ませました。

高低差50cm超:解消ではなく“活かして立体感”に変える
短い距離で段差を処理するほど難易度は上がります。高低差を味方につけ、景観と歩きやすさを両立します。
また、道路から玄関ポーチまでの高低差もあります。
この距離で50cmちょっと・・・
かなりこの部分も悩ましいトコロですが(^^;)
この高低差を解消するってより、思いっきり活かしちゃいましょう!!
という設計でご契約頂きました(^^)
掘削と補強:境界ブロック基礎を“先に守る”のが安心施工
駐車場を下げる計画のため、境界基礎は早い段階で補強。後戻りしないための大事な下準備です。
では早速作業開始!!
まずは駐車場部分の掘削。
現状よりかなり下げる為、境界ブロックの基礎が心配。
いつまでも心配するのはイヤなので・・・(^^;)
ガッチリと補強。

再度細かく鉄筋を増やし、頑丈に!!
これで心配無く工事が始められます(^^)
石組みスタート:記念すべき“一石目”から景観の骨格づくり
狭い空間ほど、石の“角度・高さ・間”が効きます。土留めと景観を兼ねる構成で組み上げます。
記念すべき一石目。
ココが始まりの場所です。
バランスを見ながら石を組み合わせていきます。
同時進行が鍵:石組み×植栽を並行して“微妙なバランス”を取る
石だけ・木だけで進めるとズレが出やすい条件。狭いからこそ、同時に仕上げイメージへ寄せていきます。
下まわりの大きな石を組み上げたら・・・
並行して植栽も進めます!!
こういう空間は同時にやらないと微妙なバランスが難しいんです(^^;)
寸法ギリギリ設計:駐車スペース確保とアプローチ幅の両立
停めやすさと歩きやすさは相反しがち。土留めの石と動線の取り方で“使える幅”を作り出します。
駐車スペースを確保しながら・・・
土留めの石を据え付け・・・
玄関ポーチ前にもしっかりとアプローチスペースを確保。
超ギリギリの寸法設計だったので・・・
作業はかなり難しかったです。
絡ませた下草に水やり。
5月だと言うのに結構な暑さ。
さすが館林(^^)
ステップアプローチ:御影石×枕木(ブラックバット)で“重厚×温もり”
踏み面は御影石で締め、蹴上げは天然木で柔らかく。段数を増やして昇りやすさも確保します。
お次はアプローチの作成!!
しっかりと確保しておいたスペースに予定通り収めていきます(^^)
今回は踏み面を御影石(グラナイト)
そして蹴上げには枕木(ブラックバット)
このブラックバットという枕木は相当な耐久性を持ちます。
一般的に流通している枕木より強度が高くシロアリの心配もありません。
門柱にも枕木:素材を揃えて“景観の統一感”を出す
アプローチと門柱で素材を統一すると、狭い空間でもまとまりが生まれ“上質感”が一気に出ます。
そのブラックバットを門柱にも使用。
何とも言えないアンティーク感が堪りません(^^)
カチッとした雰囲気の御影石に対して柔らかみのある天然木。
カッコイイ階段になること間違いナシ(^^)
蹴上げ部分に関しても無理なく上がって行ける様配慮し、段数を増やしました。

こうして手前の材料が沢山置いてある場所に駐車スペース。
そして、高低差を解消する土留めの石。
歩きやすいアプローチが出来て来ましたが、まだクリアしていない二つのご要望。
作業は進みビシッと階段が仕上がりました(^^)
やっぱカッコイイでしょ(^^)v
ココに緑を添えてもっと感じよくしちゃいます!!
感じの良い植木達をご用意致しました!!

バランスを見ながら所定の場所へ植え込んでいきます。
目隠しの切り札:イペ角柱で“遮る”と“抜け”を両立
完全に塞ぐと圧迫感が出る条件。角柱スクリーンで“必要な角度だけ遮る”設計にしています。
そして、この縦に並べた角柱。
これも天然木。
デッキ材に使用する最強の木材。
デッキ材の王様とも呼ばれる「イペ」の角柱を贅沢にも立て込みました(^^)
天然木なのにノーメンテでOK!!
この角柱は何の意味があるかと言いますと・・・
ご要望であったリビングと道路を結ぶ視線の目隠し。
1階中央にある窓とコチラの道路からの視線をこれでシャットアウト!!
狭い空間の目隠しには凄く有効的です。
そして線の細い雑木達を添えて見た目もバッチリ(^^)
これで難しかったご要望全てをクリア致しました!!
目隠し=背景:雑木が映える“舞台”として角柱を使う
遮へいだけでなく、植栽を引き立てる背景に。奥行き感も生まれ、狭さを感じにくくなります。
目隠しだからといってまるっきり視線を遮ってしまうと、どうしても圧迫感が生まれてしまいます。
ですがこの角柱であれば一定の角度のみ遮へい。
こうやってみれば植木達を活かす良い背景になります。
そして、ブラックバット門柱にポストを設置。
セキュリティ機能を持った三協製のポストです!!
これでアプローチも完璧!!
庭内仕上げ:砂利+草花で“四季を楽しむ雑木の庭”へ
足元の下草や花物まで入れることで、完成直後から季節の表情が出ます。育つ楽しみも残しました。
庭内部も砂利を敷いて完成。
今後はコチラのお庭をお客様に仕上げていって頂きます(^^)
四季折々の草花も植栽。
一年を通して楽しめる様になっております(^^)
駐車場土間コン:最後に“使い勝手”を確定させる工程
鉄筋・生コンで駐車の安定性を仕上げます。外構の機能面を締める、重要な最終工程です。
後はこの駐車スペースに鉄筋を組み生コンを流して完成です!!
そして、スーパー左官職人の山田さんの仕上げによって
駐車場の土間コンも完璧な仕上がりに!!
完成:猛暑の館林で“涼を感じる庭”をつくる
木陰と風の通り道を仕込み、暑い街でも過ごしやすい玄関まわりへ。庭は“猛暑対策”にもなります。
これで全ての工程を無事に終え
完成です!!
毎年、日本一の暑さを争う館林市。
そこに何とも涼やかな感じのお庭が仕上がりました(^^)
実際に木々を通る風は涼しく、木陰も暑さを和らげてくれます。
お庭も猛暑対策の一つですね!!
見どころ:御影石の目地は“同材砕石”で馴染ませる仕上げ
目地を強調せず、面として美しく見せる工夫。素材選びひとつで“上品さ”が大きく変わります。
御影石と枕木のコラボで生まれたステップアプローチ。
重厚感と柔硬感を合わせ持つ歩いてみたくなる仕上がりに。
目隠し効果を狙ったイペの角柱は庭内部に奥行きを感じさせる効果も(^^)
足下には季節を彩る下草や低木類。
入り口には2つの意味を持ったヒイラギナンテン。
ヒイラギの葉のチクチクで「魔除け」
ナンテンで「難を転ずる」
縁起物ですね!!
御影石の目地には今回同じ御影石の砕いた砂利を使用。
敢えて目地を際立たせない様にしました。
庭の中に入ってしまえば自然を遮るプライベートスペース。
この雰囲気を眺めながらのBBQは最高!!
雑木の楽しみ:実物(ジューンベリー等)で“暮らしの季節感”も
眺めるだけでなく、実がなる楽しみも。庭が“暮らしの中のイベント”になるよう仕込んでいます。
木陰を作る植木達の中には実のなるモノも入っております。
こちらはジューンベリー。
沢山実が付いており、ジャム造りが楽しみ!!
他にもナツハゼなのど実物が仕込んであります(^^)
高低差を設け、お庭に立体感を出す事により実際の空間より広く見せております。
お客様が・・・
ウチってこんなにも広かったんですね!!
と、喜んで下さった位(^^)
ここのお庭にも数え切れない程の花物達。
ココだけでも・・・
更紗ドウダンツツジ。
クリスマスローズ。
ヤブコウジ
ヤブラン等々・・・
石組の間にも・・・
タップリと四季の彩りを感じて頂きます!!
建物側面にも植栽。
町並みまで良くする:通る人が楽しめる“外に開く庭”
お施主様が喜び、道行く人も楽しめる。庭づくりには、暮らしと景観を同時に良くする力があります。
このお庭を造りながら沢山の方に声を掛けて頂きました。
皆さんココを通るのが楽しみになったと言って下さり・・・
庭造りは町並みまで良くするという効果を実感致しました。
お客様に喜んで頂き、その上道行く人まで楽しめるお庭だったら最高だと思います。
スペース的にかなり悩んだ設計及び施工でしたが、私自身凄く納得出来る庭が出来たと感じております。
また、次に繋がるヒントも沢山得る事が出来とても楽しく作業させて頂きました。
M様
この度は本当にお世話になりました。
色々とお気遣い頂き本当に感謝しております。
今後はこのお庭を通じて日本の四季を存分に味わって頂けたらと思います。
有り難う御座いました(^^)

群馬県で外構工事・外構リフォームをご検討中の方は、 外構工事の施工例(市町村別)・現場レポートまとめ もぜひご覧ください。太田市・館林市・千代田町・邑楽町・大泉町などの施工例を掲載しています。
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