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「壊す」のではなく「活かす」ガレージ再生

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「古くなったガレージ、どうしよう?」
ある方からのご紹介で、20年以上前に製造されたイナバ製ガレージを引き取ることになりました。
一見古く見えても、構造体がしっかりしていれば再利用は十分可能です。
今回は、単なる車庫としてではなく、快適な「スタッフルーム(部屋)」へと大改造(リノベーション)した記録をご紹介します。

1. 現状確認と移設

移設前のガレージ

こちらが今回のご依頼品。20年以上経過していますが、さすがはイナバ製。
中を確認しても骨組みは全然傷んでいませんでした。
華奢なメーカーだと一度バラすと再起不能になることもありますが、イナバなら安心して移設できます。

内部の状態 移設後の骨組み

無事に弊社敷地内へ移設完了。
電動シャッターは古くて使えないため撤去し、ボルト類はすべて新品に交換しました。
ここから「スタッフルーム」への改造が始まります。

2. 内装下地(垂木・断熱準備)

垂木下地

鉄板むき出しでは夏暑く冬寒いので、内装を作ります。
まずは壁の下地となる「垂木(たるき)」をぐるっと一周取り付けます。
今回は行いませんでしたが、この垂木の間に断熱材(スタイロフォーム等)を入れれば、居住性は完璧になります。

下地完了

3. 合板張りと窓の設置

電気配線と合板

電気配線を済ませてから、壁面に合板を張っていきます。
そして、シャッターを外して大きく開いた入り口を封鎖します。

窓枠下地

入り口には、ガッチリとした引き違い窓(サッシ)を新設。
枠を取り付けると一気に「部屋」っぽくなってきました。

サッシ取付 壁面封鎖

4. 外装・設備工事

外装ガルバリウム

正面の外壁にはガルバリウム鋼板を貼り、見た目を整えました。
室内には換気扇と蛍光灯も設置。これで快適に過ごせます。

換気扇 照明点灯

5. 土間コンクリート打設

生コン打設

床は土のままでは作業性が悪いので、土間コンクリート仕上げにします。
基礎の補強も兼ねて、生コンを流し込み、スーパー左官職人が平滑に仕上げます。
これで地下足袋のままでも気兼ねなく出入りできる床になりました。

土間仕上げ

完成:再生スタッフルーム

完成内観

ビシッと仕上がりました!
...と言いたいところですが、人間欲が出るもので(笑)、
最後に知り合いの内装屋さんにお願いして、壁紙(クロス)まで貼っていただきました。

クロス貼り完成

これで完全に「部屋」です。
中古ガレージでも、アイデアと施工技術があれば、ここまで快適な空間に生まれ変わります。
車好きの方や、自分だけの秘密基地が欲しい方、ガレージのカスタムもぜひご相談ください!

ガレージの新設はもちろん、リフォームや改造も承ります。
「こんな使い方がしたい」というご要望をお聞かせください。

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